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撮影日:12/05/11  撮影者: s_endo

トウダイグサ科

日当たりのよい林のふちや道端に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
漢字で「夏灯台」と書くが、トウダイグサのなかでは春いちばん早くに花が咲く。
皿に油を入れて火をともす、昔の明かりとりの道具に花の姿が似ていることから、その名が付けられた。

葉のつけねから5つに分かれる枝をのばし、その先につぼ形の花がつく。
花の下には2枚の葉が開いて、花のつけねは、4つの腺体(せんたい)にかこまれる。腺体は蜜を出す器官で先が細くとがり、クワガタムシのアゴのように見える。
葉は三角形に近いへら形から長い楕円形で、長さ約3~6センチ。葉や茎を切ると出る白い汁には有毒成分が含まれており、皮ふにつくとかぶれるので注意が必要である。

●季節 4月上旬~5月下旬頃
●高さ 約20~40センチ
●場所 1号路、裏高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:12/05/08  撮影者: s_endo

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