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撮影日:11/03/29  撮影者: s_endo

ナス科

沢沿いの林のふちなど湿ったところに生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
毒草として有名で、春先の芽や若葉はみずみずしく、誤って食べてしまう事故も多い。
幻覚症状を起こし、走り回るほど苦しむことと、根茎がオニドコロ(サトイモ科)に似ていることから、その名が付いた。
その一方で、乾燥させた根は、鎮痛剤として用いられている。

花は長さ2センチくらいのつりがね形で、葉のつけねから暗い紅紫色の花が下を向いて垂れる。
花の内側は淡い緑色で、黄色い雄しべが目立つ。
花びらのふちは浅く5つに割れている。
葉は長さ約6~18センチの卵形で、表面は葉脈に沿ってでこぼこしている。実は球形で直径1センチくらい。

●季節 4月上旬~5月下旬頃
●高さ 約30~60センチ
●場所 3号、裏高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:12/04/06  撮影者: s_endo

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