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高尾山の節分会

更新日:

投稿日:2012/2/3

毎年2/3の節分の日には、高尾山薬王院で節分会が行われます。
正式には「節分会追儺(ついな)式」という名前の行事になります。

前年に活躍した人々の幸を分けてもらって、その勢いで福をもらえるようにと、毎年大相撲の関取や人気歌手・タレントなどを招いて、盛大に執り行われます。
この記事を取材した年(2012年)は、八王子市の観光大使でもある北島三郎さんをはじめ、はしのえみさんや三浦涼介さんなどが出席しました。

豆まきは一日のうち計7回行われますが(第一回は朝5時!の早朝豆まき)、一番盛り上がるのは有名人が一斉に参加する12時からの回です。
12時と14時の回に参加した様子をレポートしてみます。
(※最近は全6回になり、14時の回も14時半に変更になっています)

12時ちょっと前に薬王院に着くと、すでに大勢の人でにぎわっています。
仁王門前の階段を登って本堂前に着くと、警察の方が中央を開けて右か左のどちらかに行くように誘導しています。

本堂前
本堂の右か左かどちらかでしか見れません。

とりあえず右に行ってみます。後ろには報道陣用スペースなどもあります。

本堂前
本堂右手。北島三郎さんが登場する回なので年配の方が大勢。

まだ時間があるのでこのあと左側に移動してみたのですが、これがあとで残念な結果に・・・。
時間前は自由に移動できるのですが、豆まきをする方々の入場が始まると行き来ができなくなるのです。
そして有名人は報道陣のいる右手側に現れるのです・・・。

さて、12時になると入場が始まります。

入場
奥の建物から入場してきます。有名人の方は緑の裃を着けています。

参加者(豆をまく人)は入場してくるとそのまま本堂の中に入り、お護摩修行を受けます。
これは行くまで知らなかったのですが、実際に豆まきが始まるのは12時ではなく、12時30分くらいになります。
お護摩の間は待ち時間になるのですね。
ただ、準備の様子などを見ているとなかなか興味深いので、飽きることはありません。

豆まき準備
お坊さんが大量の豆を袋から出して準備しています。

12時30分くらいになると、本堂の中からお護摩が終わった雰囲気がしてきて、徐々に豆をまく方々が出てきます。

豆まきの始まりです。

豆まき
真木ことみさん、ボクシングジムや花柳界の方々、車人形の方など
豆まき
階段の上から見ると壮観です。
豆まき
本堂右手には北島三郎さんなど有名どころの方が。遠目でしか見えません。

豆は結構な勢いで飛んできてます(当たると痛いくらい)。
みんな豆を一生懸命キャッチしようとして、手をのばしてます。
ちなみに高尾山には鬼がいない、ということで、鬼は外はなく「福はうち」だけを連呼します。

豆まき自体はを意外にも短く、実質5分くらいのものでした。
若干短かったのと、やはり右側でも見たかったこともあり、14時からの回も参戦することにしました。

14時までの間は山頂に行っていたりしたのですが、戻ってくると13時からの回が終わって、仁王門前の階段で記念撮影をしていました。
北島三郎さんは「八王子市観光大使」のたすきをかけています。

記念撮影
13時の回終了後の記念撮影。

この後、14時からの回を待ちますが、北島ファミリーの回が終わったこともあって、客層が一気に若くなりました。
みんな仮面ライダーオーズでアンク役だった三浦涼介さんが目当てのようです。
なんとなく12時の回よりのんびりした雰囲気です。

そうこうしているうちに、14時になり入場が始まります。
有名人の方は前の回でお護摩が済んでますので、入場は一般の歳男・歳女の方々だけになります。

豆まき
グレーの裃は一般の参加者の方々(歳男・歳女)。

待っている間、目の前をはしのえみさんや三浦涼介さんが通ったり、ピーボ君が客いじりをしたりして、今回も飽きることはありません。

ピーボ君
ピーボ君がなかなか人気者でした。

さて、30分ほどしてみなさん登場して、いよいよ豆まきの始まりです。
14時の回は最終回なので、みなさん気合いが入ってます。

豆まき
豆をゲットしようと帽子や袋をかざしています。
豆まき
三浦涼介さん、はしのえみさん

三浦涼介さんの人気はすごく、「アンクー!」と若い女性や子どもたちの声が響きます。
はしのえみさんも三浦涼介さんも、とても素敵な笑顔でした。

僕的にはピーボ君やe-tax君も、なかなか健闘していたのではないかと思います(笑)。

豆まき
ピーボ君とe-tax君

ほどなくして豆まきが終わり、これで今年の節分会は終了になりました。

そして人がいなくなった後の地面を見ると・・・、すごい豆の残骸です。

豆まき
豆の残骸を薬王院の方が掃除しています。

今年初めて参加した節分会でしたが、いろんな世代を引きつけるゲストの方が来て、とても楽しめる行事ではないかと思いました。
賑わってはいますが、ぎゅうぎゅうで身動きができない、というほどは混んでませんし、快適に過ごせます。
平日になるとなかなか参加しにくいですが、節分にあわせて登山計画をたてる、というのも面白いのではないかと思います。

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