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12月奥高尾 縦走登山(陣馬山〜高尾山)に行ってきました!

更新日:

投稿日:2017/12/20

師走。
奇跡的な無風のいい天気。
今年最後の登山はやはり高尾山!!
それも私自身は2回目の奥高尾の縦走です。
朝、家から始発に近い電車に乗り、JR高尾駅についたのは7時過ぎ。

トイレをすませて高尾北口のバス停に向かうと、すでにハイカーの人たちが
大勢、陣馬高原下行バスを待っておられました。

バスはハイカーが多いと臨時のバスもすぐに出るようで私はひとまず列の最後尾に並び、バスを待ちました。
7時35分予定通りバスは出発。約30分、バスにゆられて着いたのが陣馬高原下というバス亭。ここが終点でもあります。

ここのバス停にはトイレもありますが、数がすくないので結構込み合います。
できれば高尾駅でトイレは済ませておいた方がいいのですが、歩き出してしまうと、次は陣馬山山頂までトイレはないので、ここでトイレは必ず済ませた方がいいです。

さて、靴紐を結びなおして、山の方へ標識に従って陣馬街道へ!
アスファルトの道ですが、なだらかに登っている道を歩きます。
歩くこと約20分で陣馬山の登山口に到着です!!

この日のハイカーは団体の方々おられて賑やかでした。
前回も5名ぐらいが登山路、入り口で一緒でした。
表高尾山とは全然違う雰囲気ですね。この登山口から陣馬山の山頂まで1.9キロ。
私は一人、ゆっくりマイペースで進みます。まずは陣馬山の山頂を目指します。
そして前半は張りだす木の根を踏みしめながらの、いきなりの登り!!

私はゆっくりと休憩しながら昇るので他のハイカーに追い抜かされるだけなのですが「こんにちは~」とすれ違う人たちとあいさつを交わしながら登っていきます。

陣馬山の前半1キロはこんな感じの登りです。
ここが始まりにして一番、険しいかもしれません。

後半900Mは落ち葉が積もる、ふかふかでなだらかな道。
山頂手前400Mでは舗装された、キレイな道を歩いて登ります。
陣馬山は和田峠からも登ることが可能のようで分岐の標識で初めて知りました。

そして山頂到着!!857m陣馬山につきました。
山頂にはこの白い像が迎えてくれまして、空は快晴だったのですが富士山は山頂が丁度、雲に隠れてしまっていました。「うーん、惜しい!!」

陣馬山山頂では、茶屋で暖かい陣馬そばを注文して富士山を見ながら食べました。
山頂では暖かい物は好物ですね!!
今回、私のリュックの荷物には食べ物はおにぎり2つとチョコレートと飴と塩タブレット。前回来た時に「今度、来たら茶屋を利用しよう」と思っていたので、食べ物は最小限にしました。

10時すぎに到着したのですが、山頂には30名ほどすでにおられて、写真をとったりお弁当を食べたり、休憩されていたりしました。この日は無風で雲が少なく遠くの山々がキレイ見えました。

さて、次に目指すは景信山です。陣馬山から5.6キロ離れていることからトイレは次の景信山までありませんので、陣馬山でトイレは絶対に済ませておいてください。
縦走コースのトイレは景信山を越えて、その先の小仏峠まで水道の設備は十分ではありません。(山では普通のことですが・・・)ですので、ウエットテッシュなどは必ず持参ですね!

景信山までいく丁度中間地点ぐらいに明王峠があります。
ここをまずは目指して歩きだしました。明王峠まではなだらかに下る平坦な道が多くここからはトレランの人たちとよくすれ違います。トレランの人気コースです。
前から、後ろから走ってこられますので、気を付けてゆっくり交差します。
日影になっているところはうっすらと氷がはっていて、水を含んだ土でぬかるんでいたりします。
そしてまたこの枯葉がふかふかで気持ちがいいのもあるのですが、落ち葉がつもりすぎて思わぬ段差になっていたり、段差との境目が分かりにくかったり、ふかふかすぎて足をすべらしたりと私も2-3度足をとられました。
枯葉、意外と怖いので皆さんも十分気を付けてくださいね。

明王峠の手間でこんな看板を発見!!
「あなたは山と恋人を愛する人 山と良心を汚す人 ゴミも恋人も捨てないでね」と面白い看板がありました。

明王峠では軽休憩。
茶屋らしきものはあるのですが、私が行ったときには無人でした。

さぁ~目指すは景信山です!!ここから3.8キロありますよ~。

景信山まであと2キロ弱ぐらいのところに
電波塔があります。ここまでは比較的なだらかな道だったのですがこの電波塔を超えてからアップ・ダウンを繰り返します。
地味な高低差の上り下りが結構、足に来ます。

着いた!!
727mの景信山です。

ここでは名物、なめこ汁をおにぎりと一緒に食べてエネルギー充電。

なめこ、販売されてました。

そしてここの茶屋のもう一つの名物が山菜の天ぷら。
注文してから揚げてくれるので出来立てを食べれますよ。
私は前回、てんぷらを食べたので今回はなめこ汁にしました。

景信山から次は小仏峠を目指すのですが
景信山から小仏に向かう登山路が意外と迷うというか分かりにくいというか
茶屋の裏側にありまして、標識がこれ・・・。(↓↓↓)

景信山でもトイレは茶屋から100M下ったところにあります。
トイレを済ませて、イザ!小仏峠へと向かったのはいいのですが・・・
前回同様に、今回もまた地味に迷いました!!
景信山から小仏峠まで1キロちょっと、全体的に下りながら進んでいきます。

小仏峠ゴールはこの電波塔。
これが見えたらもう小仏峠はすぐそこです。

到着!
小仏峠670.3M
14時を回っていたのですが徐々に天気はいいといっても日が傾いてくるのが早い冬。
寒くなってきました。ポットに入れたお湯を入れてお茶を作り少しだけ休憩して最終山頂地、高尾山を目指します!!

高尾山山頂の手前、もみじ台まできました。

もみじ台からみた富士山は雲がかかってしまってました。

高尾山山頂手前の階段!
小仏峠から高尾山山頂まで2キロ弱、ほとんどが階段の上り下りです。
ここまでくると相当、足も疲れてきているのもあるので最後の階段は流石に堪えました!!

着きました!!
高尾山山頂!!

高尾山山頂からの富士山。


この時期、12月20日前後に見える富士山の山頂に夕日がのっかる
ダイヤモンド富士が見れる時期とのことで、カメラをもって山頂で富士山待ちをしている人が山頂には何名かおられました。
私も少しまったのですが・・・さすがに寒くて、寒くて我慢できずに帰りは、暗くなるのでケーブルカーで下りて麓のところまで下りてきました。
ケーブルカーは初めて!もみじ号に乗車しました。
ダイヤモンド富士が見える時期にはケーブルカーも延長運転されているようです。

登山の思い出に「登山バッチ」は皆さんご存知ですか?勿論、高尾山にもあります。
今回、私は今回、陣馬山と景信山では奥高尾のバッチを購入しました。
(1個:500円)登った記念に家に飾っているのですが、山に登った自分への記念にもなりますね。

12月も多くに人が訪れる高尾山。
毎年、いろんな顔をみせてくれます。
そして自分自身も毎回登るたびに、前回との違いを感じたりして来るたびに気付きが違うのが高尾山の面白いところですね。
冬場は寒いので十分な防寒と手袋。そして乾燥しているので水分をとって安全登山で登ってくださいね。今年の私の登山は、奥高尾で締めました!!!
また来年も高尾山、たくさん登りたいです。

* * *

景信山〜陣馬山コース(陣馬高原下バス停)について、詳しくは以下のページを参考にしてください。

景信山〜陣馬山コース

また、陣馬高原下バス停〜景信山の他の登山レポートもあります。

奥高尾縦走 陣馬山編 前半(陣馬高原下バス停〜陣馬山)

奥高尾縦走 陣馬山編 後半(陣馬山~明王峠~景信山)

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