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高尾山とは

ケーブルカー清滝駅前

高尾山は奈良時代の高僧である行基が744年に開山したと言われ、とくに真言密教、修験道の道場として栄えました。
山頂を含む一帯は「明治の森・高尾国定公園」に指定され、山内の自然や建造物が保護されています。
2007年からは連続して、ミシュランガイドで最高ランクの「三つ星」の観光地に選出されています。
また高尾山はブナなどの温帯林(落葉広葉樹林)とカシなどの暖帯林(常葉広葉樹林)が接していることから、植物学上とても珍しい山で、約1,600種の植物が自生しているといわれています。
これはイギリス全土に自生する植物種の数に匹敵する数で、この豊かな植生から高尾山は「植物の宝庫」とも呼ばれています。
東京都心から1時間ほど距離にありながらこれだけの自然が残されているということが、ミシュランで三ツ星に格付けされた理由とされています。
自然研究路を始めとした多くの登山コースやケーブルカー・リフトが整備されており、高尾山は初心者でもゆっくりと山歩きが楽しめる山です。近年ではミシュラン三つ星の評判も手伝って、東京近郊で最も人気のハイキングエリアと言えるでしょう。

歴史

時代 できごと
奈良 744 聖武天皇の勅命を受けた行基が高尾山薬王院を開山
鎌倉 1375 京都山城国醍醐山の高僧、沙門俊源が入山し、荒廃していた寺院を復興する
沙門俊源は琵琶滝で苦修精行し、不動明王の化身とされる飯綱大権現の霊感を感得したと伝えられています。これ以来、高尾山は修験道の場として知られるようになります。
明治 1889 高尾山全域が帝室御料林となる
昭和 1927 ケーブルカー営業開始
日本百景に選定される
1967 明治の森高尾国定公園に指定される
1969 高尾ビジターセンター開設
平成 2005 関東の富士見百景に選定される
2007 ミシュランガイドで、最高ランクの「三つ星」の観光地に選出される
出典:
Wikipedia – 高尾山
高尾ビジターセンター – 高尾山の歴史
八王子市「くらしの便利帳」

高尾山の利用ルール

高尾山の素晴らしい自然を後世に残すため、2007年11月、地元の企業、団体などを中心に「高尾地域連絡会」が結成され、「高尾山の利用ルール」が制定されました。高尾山を楽しむために、下記のルールを尊重し、遵守しましょう。

  1. 「計画や準備を万全にする」
    高尾山では早春まで凍結があり、冬季は早く陽が落ちます。生命や身体の安全のためには登山経験者に相談したり、目的地やルート情報を必ず確認し、無理な行動は避けましょう。
  2. 「ゴミは必ず持ち帰る」
    高尾山は「ゴミの持ち帰り運動」発祥の地です。ゴミのポイ捨ては、自然環境や景観、野生生物に悪影響を与えます。ゴミは捨てずに全て自宅まで持ち帰りましょう。また、 ゴミになるようなものは最初から持っていかないように工夫しましょう。
  3. 「登山道を外れて歩かない」
    道から外れて歩くと、道に迷ったり、植生を傷めることになります。また、転落する恐れもあるので、登山道から外れずに歩きましょう。
  4. 「動植物は大切にする」
    多様な野生生物は自然を形作る重要な構成員です。生態系を保全するために、動植物の採集・採取はご遠慮下さい。
  5. 「火の始末をきちんとする」
    タバコの投げ捨てなど山火事の原因となることはやめましょう。
  6. 「トイレなどの公共施設をきれいに使う」
    高尾山を訪れる人々全てが気持ちよく使えるよう気をつけましょう。
  7. 「ペットにはリードをつける」
    ペットを連れて歩く際は、糞や体毛等の始末をし、リードでつないだりケージに入れたりして、体臭、鳴き声などで他人に迷惑をかけないように歩きましょう。
  8. 「マウンテンバイク等車両を乗り入れない」
    歩行者に危機感を与えないために、また、登山道や植生を傷めないために、登山道へのマウンテンバイク等車両の乗り入れはやめましょう。
  9. 「生き物にエサをやらない」
    野生生物に影響を及ぼす恐れがあります。野生生物にエサを与えるのはやめましょう。

2007年(平成19年)11月 高尾地域連絡会

高尾地域連絡会 構成メンバー:薬王院、高尾山商店会、八王子観光協会、市西南部地区環境市民会議、八王子自然友の会、高尾パークボランティア会、京王電鉄株式会社、高尾登山電鉄株式会社、東京神奈川森林管理署、八王子市、東京都


公開日:2011/9/20 

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標高599m