登山コース

稲荷山コース

更新日:

ふもとから山頂までの一番ハードなコース。

全長:3.1km
所要時間:上り90分、下り70分
難易度★★★☆☆

高尾山の主尾根とは別な尾根(南側)を通るコースです。
南側にあることから明るく、道幅も広くて気持ちよく歩けるので、遠足でもよく利用されている道です。
元は林業用の道で、道沿いにはスギ・ヒノキの林が続きます。

ふもとからコース中間の展望台(稲荷山山頂)までは急な登りですが、中間から頂上までは比較的なだらかな道になっています。

2022年3月に山頂近くの部分がリニューアルされ、長い木のステップが続きます。
また、2023年3月に登山道全体で改修工事が完了しました。その様子は以下の記事でご確認ください。
【関連】改修工事の終わった稲荷山コース。登山道にたくさんの階段が設置され、東屋もリニューアル

このコースのトイレ:なし

稲荷山コースイラストマップ

ケーブルカー清滝駅〜展望台(40分)

稲荷山コースの入口は、ケーブルカー清滝駅(ふもとの駅)の左側にあります。
展望台(稲荷山山頂)までは急な勾配が続き、高尾山のコースの中でも一番登りが大変な区間です。
2023年に行われた工事で、この区間にもたくさんの階段が設置されました。

稲荷山コースの入口。ケーブルカー清滝駅の横です。
序盤から階段が続きます。
少し登ると稲荷山コースの名前の由来でもある「旭稲荷」があります。休憩できるスペースもあり。
勾配が急になってきますが、2023年の工事で登山道に多くの階段が設置されました。
岩肌がごつごつしている部分も。
高尾山の登山道の中では全体的に一番幅があり、遠足でもよく利用されます
ひとしきり登るとなだらかな道も出てきます。
展望台まで近くなったところで、手すりの付いた階段ができました(撮影:2023年4月)
ここは以前は狭い道ですれ違うのが大変なところでした(2019年撮影)
手すりの付いた階段を抜けるとさらに急な階段が。ここを上るともうすぐ展望台。
まっすぐ上ると展望台。左は巻き道。展望台に用がなければ巻き道で先にすすめる。
展望台。休憩できるベンチがあります。2023年の工事で新しくなりました。(撮影:2023年4月)
ここには以前、屋根のある東屋がありました。
展望台からの景色。新宿方面が望める。

展望台〜高尾山山頂(50分)

展望台から山頂までは比較的なだらかな道が続き、気持ちよく歩くことができます。
山頂近くの区間が2022年にリニューアルされ、長い木のステップが続く道になりました。
5号路との交点から山頂へは長い階段で、頂上前の最後の試練になります。

展望台を出た直後。なだらかな道が続く。
尾根道で明るいところが多いです。
登りもありますが、展望台までに比べるとそんなに高低差もありません。
この両側に柵のある階段のところで、稲荷山コースの2/3くらいきました。
左にスギやヒノキ、右側にコナラなどの木々が続きます。
この木道は以前からあるもの。
6号路へぬける道(右奥)との交点に出ました。ベンチがあり広場になっています。山頂へは真っ直ぐ。

この広場以降は、山頂まで木のステップが続きます。
このステップは2022年3月に完成し、今まで滑りやすかった道が歩きやすくなりました。

広場以降は木のステップに。道幅は狭いです。
5号路との交点の到着。山頂へは正面の階段を行くが、200段以上あってきつい。

稲荷山コースを解説した動画をYouTubeでもご覧いただけます。

2023年の改修工事後の動画もありますので、ぜひご参考に。

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