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高尾山山頂が大晦日夕方から元日早朝まで閉鎖。初日の出での混雑防止のため
毎年、初日の出を見るために多くの人が集まる高尾山山頂ですが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大を予防するため、大晦日の17時から元旦の7時まで閉鎖されます。
12/8に東京都が発表しました。高尾山山頂(大見晴園地)の全面閉鎖は初めてとのことです。
(第1147報)年末年始における高尾山の山頂(大見晴園地)の閉鎖について
閉鎖および通行止めになる箇所は、以下の地図のとおりです。
閉鎖期間中、薬王院から上の1号路は通行できなくなります。
また、稲荷山コースおよび6号路で山頂へ登ることもできません。
高尾山では、山頂直下を5号路が一周していますが、そこから山頂へ通じる道がすべて封鎖されます。
ふもとや薬王院で通行止めにしても、高尾山では他にも山頂に行けるルートがいくつかあるので、最終防衛線として山頂直下で封鎖しているのだと思われます。
このように山頂は閉鎖されてしまいますが、薬王院までは通行できますので、二年参りなどの参拝は可能です。
また例年、初日の出にあわせて薬王院の僧侶が山頂で「迎光祭」を執り行いますが、これも山頂では実施せず、薬王院境内にて行われるようです。
高尾山山頂での初日の出見学は、毎年多くの人で混雑しますので(その数は2,000人とも。見たい人が多く、例年午前2時くらいに入場制限がかかります)、今年は新型コロナウイルス拡大防止の観点から仕方のない処置かと思います。
来年は新型コロナウイルスが終息して、また高尾山山頂で初日の出を楽しめることを願います。