歴史ある高尾山薬王院を参拝し「ご朱印」を拝受。飯綱大権現と2023年限定弘法大師のご朱印、琵琶滝のご朱印も
秋も深まり、高尾山で紅葉狩りをする最高の季節の到来です。
紅葉を愛でつつ、山腹に鎮座する薬王院でご朱印を拝受、天狗焼きやお団子の美味しいもの巡りもしながら、情緒たっぷりの日本の秋を楽しまれてはいかがでしょうか?
薬王院には、ご本尊「飯縄大権現」のご朱印をはじめ、関東三十六不動第八番、多摩新四国第六十番としての霊場巡りのご朱印など様々な種類がありますが、まずは拝受したいご本尊「飯縄大権現のご朱印」と「弘法大師生誕 1250年記念(2023年)の特別ご朱印紙」をご紹介します。
飯綱大権現のご朱印
飯綱大権現は薬王院(高尾山薬王院有喜寺)のご本尊です。戦国武将の守護神として崇敬され、上杉謙信や武田信玄は兜表に奉じていたそうです。力強い様にいつも勇気をもらいます。薬王院を訪れたらまず拝受したいご朱印です。
ご朱印をいただける場所と時間
山の中腹にある山門をくぐるとすぐ目に入る御護摩受付所で御朱印を拝受できます。
帳面に記帳してくださいますので、ぜひご朱印帳を持参しましょう。手書き差し替え(書置きのことです)もあります。
朱印料:300円(2023年10月現在)
受付時間:8時半から16時
年中無休(台風や大雪の日には事前に確認されることをお勧めします)
薬王院オリジナルご朱印帳
ご朱印帳も同じく御護摩受付所にて購入することが出来ます。基本は3種類ですが、各霊場巡りのご朱印帳や季節の花のご朱印帳もあるようです。窓口でご確認ください。
混雑について
初詣・新緑・紅葉の時期の土日祝は⻑蛇の列ができますが、2〜3人対応のため、列の⻑さの割には早く進みます。
手書き差し替えと帳面に記帳の列は同じのようです。
弘法大師生誕1250年記念のご朱印紙とご朱印帳
真言宗の開祖である弘法大師生誕1250年である2023年は、限定のご朱印紙とご朱印帳が用意されています。2023年の6月15日から始まりました。
ご朱印紙:1,200円
ご朱印帳:3,500円
ご本尊のご朱印と同じ、御護摩受付所で拝受できます
あわせて、弘法大師ゆかりの御本堂横の「大師堂」や高尾山内の「四国八十八か所霊場」をめぐり、弘法大師・空海に思いをはせてはいかがでしょうか。
大聖不動明王・琵琶滝のご朱印
薬王院境内の御護摩受付所以外でも、拝受できるご朱印があります。
日本古来の山岳信仰と結びついた瀧行の場である琵琶滝のご朱印です。
琵琶滝は、古くは山伏が修行の前に身を清める場所としていた神聖な場所。しっかりお参りした後、ご朱印をいただきます。
ご朱印をいただける場所と時間
琵琶滝の右手にある建物で拝受できます。引き戸を開けて「ご朱印をお願いします」と申し出ましょう。
ご朱印はお寺で作成し、こちらでは手書き差し替え紙のみの拝受となります。丁寧に日付印を押してくださいます。
薄い和紙ですが、ご朱印帳に貼り付けるときりりと決まります。
朱印料:300円(2023年10月現在)
受付時間:9時から15時
混雑について
混雑はしていません。受付はおひとりで対応している様子ですので、不在の場合は少し待ってみてください。
水行の場ですので、入瀧修行の方の対応をされているような場合等、遠慮するのがマナーかと思います。