
高尾山は都心より気温も低く、少し遅れて満開になりますが、4/9時点でふもとから山頂まで満開になっていました。
都心でお花見を逃した人も高尾山ではまだ見頃ですので、ぜひ訪れてみてください。
山の中で咲く桜は、街の桜とは一味違う美しさがありますよ。
ケーブルカー清滝駅前広場
ふもとではケーブルカー清滝駅前広場にソメイヨシノが咲いています。
登山の前にまずはこちらでお花見を楽しみましょう。



以前は駅舎前にひときわ大きな桜の木があったのですが、老木化で残念ながら昨年伐採されてしまいました。
昨年に比べると少し寂しくなりましたが、それでも他の桜が広場を美しく彩っています。

山腹
高尾山の中腹では、ケーブルカー駅周辺と薬王院で桜を見ることができます。
ケーブルカー高尾山駅周辺
ケーブルカーの駅を降りてすぐの「高尾山スミカ」の周辺に桜があります。
高尾山スミカのお団子売り場前に展望台がありますが、そこから山の中に咲く桜を楽しむことができます。


「高尾山ビアマウント」会場の横にも大きな桜の木があります。

高尾山ビアマウント会場では、桜の時期に「春のビアガーデン」を開催しています。
ビールを飲みながらお花見ができますので、ぜひチェックしてみてください。
【関連ページ】春の高尾山ビアマウント 開催!|高尾登山電鉄

薬王院
山腹で見逃せないのが、薬王院のしだれ桜。
本堂に上がる階段の横に見事なしだれ桜があります。
仁王門というオレンジ色の門との色合いが美しく、撮影したいスポットのひとつです。

高尾山山頂
高尾山の山頂にはソメイヨシノではなく、ヤマザクラがあります。
茶屋の「曙亭」前にひときわ大きなヤマザクラがあり、この木が満開になっていました。
都心にはあまりない山ならではの桜を楽しめるのが、高尾山のいいところです。



また、山頂展望台からの桜も要チェックです。
展望台からは富士山が見えるのですが、富士山の方角に桜の木があり、運が良ければ「富士山と桜」という素敵な組み合わせを見ることができます。
富士山と桜の両方が見れるタイミングはなかなかないので、見えたらとてもラッキーです。

奥高尾・一丁平
高尾山山頂から陣馬山方面に続く登山道を「奥高尾」と呼びますが、この登山道沿いにもたくさんの桜が植えられています。
中でも1,000本もの桜があると言われている「一丁平」は桜の名所として有名です。
高尾山山頂から一丁平までは徒歩30分くらいですので、登山好きな方は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?




一丁平について書いた過去のレポートもありますので、興味のある方はチェックしてみてください。
【関連記事】高尾山「一丁平」の千本桜。見どころと観察スポット解説。
一丁平以外にも、奥高尾の登山道沿いでは桜がたくさん見れます。
この時期の奥高尾は本当におすすめです。

レポートは以上になります。
高尾山では都心より少し遅れた開花がすすむので、都心でお花見を逃した方もまだ間に合います。
山ならではのお花見も素敵なので、ぜひ高尾山へお花見へ訪れてみてください。