ブログ

夕やけ小やけふれあいの里

投稿者:

暮れも押し迫った冬の日、夕やけ小やけふれあいの里へ行ってきました。

夕焼け小焼けといえば、思い浮かぶのはあのなつかしいメロディーです。
一日の暮れの情景を歌った「夕焼け小焼け」。
その里に、一年の暮れに行くのもなんだかふさわしいような気がします。

午後、高尾駅から陣馬高原行きのバスに乗りました。
なんでも、クリスマスイルミネーションが、今日まで見られるそうです。
今日は12月27日。なぜ今日までなのかは、なぞです。

陣馬高原行きのバスは、陣馬山に登るために何度か乗ったことがあります。
いつもは早朝で、車内は元気なおじさんとおばさんばかり。
今日は、かわいらしい若い女子が楽しそうにお喋りをしながら、数組乗っています。
そうかそうか、みんなイルミネーションを観に行くのね、とわたしもにこにこしながら乗っていました。

バスに揺られること30分。
気がつくと、車内は貸し切り。女子はみんな家路につく地元の子たちだったようです。

夕焼小焼バス停で降り、ひとりぽつんとたたずみました。

ものがなしい。
いい、スタートです。

バス停から徒歩1分の、管理事務所で園内マップをもらいました。
ここで入園料の200円を支払います。これで一日出入り自由だそうなので、チケットは失くさないようにします。

夕やけ小やけふれあいの里は、夕焼小焼館を中心に、いくつかのエリアに分かれています。
これは、ホームページからお借りしたマップですが、紙のパンフレットの方がより分かりやすかったので、一通いただいてからまわるとよいと思います。

入園してすぐに、鮮やかな夕やけ色のバス「夕やけ小やけ号」が出迎えてくれました。
このなつかしい型のバスは、運転席の前にエンジンがあるボンネットバスというそうです。
「夕やけ小やけ号」は2007年まで、25年にわたって走っていたとのこと。平成になっても現役だったとは少し意外です。
土日には車内に入ることもできるそうです。

その横にはふれあい広場があります。
ここにはポニーとモルモット、うさぎがいます。

二重になっている木の柵をそうっとあけて入ると、早速ふわふわのうさぎたちがぴょんぴょん走って寄ってきました。とても人に慣れています。
なにかもらえると信じているに違いないと思い、室内にいた係の人に聞いてみました。
100円でにんじん、さつまいも、キャベツの入ったおやつカップを作ってもらいました。

みんな、元気にポリポリとよく食べます。

ここのうさぎたちは、寒いのにみんなで走りまわっていて、とても元気そうでした。
もこもこしたモルモットもいて、つぶらな瞳がかわいらしかったです。

ポニーにもおそるおそるキャベツを差し出すと、上手にくわえてもしゃもしゃと食べてくれました。

真冬以外の土日は、ちびっこは乗馬体験もできるそうです。

次は一旦園を出て、バス停の方面に戻ります。管理事務所を出てすぐのところに、農産物直売所があります。
八王子産の野菜などを販売していました。

暗くなる前に、夕焼け小焼けの歌碑があるという宮尾神社に行きます。

バス停を超えて、道路沿いを2分も歩くと、道標がありました。

少し、山の中を歩く気分が味わえます。

すぐに、立派な鳥居に迎えられます。

宮尾神社に到着しました。
この境内に、「夕焼け小焼け」の作詞者、中村雨紅さんの生家があったそうです。

神社は無人でしたが、持ち帰りができる、詳しいことが書いてある資料が置いてありました。
これで満足して、歌碑を見るのを忘れてしまいました。

園の入り口まで戻ってきたところで15時45分でした。
日の入りまであと45分。
もう少しだけ山の中を歩きたいなぁと思いました。

また管理事務所で聞いてみたら、15分もあればまわってこられるコースがあるとのこと。
それなら大丈夫そうです。

キャンプ場の中を通っていきます。

途中、道路が凍っているところがありました。

ホームページには載っていませんでしたが、どうやらハイキングコースがたくさんあるようです。
今度来る時には、トレッキングシューズで、朝から来ようと思いました。

ここからは、陣馬山や景信山など高尾の色々な山へ縦走することもできます。
ただ、どこへ向かうにも4時間以上かかり、アップダウンの多い健脚コースです。

キャンプ場を登っていくと、すぐに登山道らしい道に入りました。

また少し登って振り返ると、近くの山の稜線がきれいに見えました。

しばらく、山らしい道を歩きます。
分岐で、地図を見ながら、間違えないように今度は下ってくると、園内の建物が見えてきてほっとしました。
木々の間を歩けて楽しかったですが、たとえ少しの距離でも、何の装備もなしに山に入るのはやっぱりちょっとこわいなぁと思いました。

細い木の橋を渡ります。

沢の水がきれいです。

すぐに、宿泊施設のおおるりの家が見えてきました。
あとで、ここの日帰り入浴に寄ろうと思います。

園内には、小川が流れていて、木道の上を歩くことができます。

水車もあり、すてきな雰囲気です。

点灯待ちの動物たちです。

夕焼小焼館まで散歩して、中を観てまわりました。

ここには、中村雨紅さんに関する資料が展示されています。

夕焼け小焼けの歌詞も展示されています。

また、同じく八王子市下恩方町生まれの写真家、前田真三さんの作品も展示されていました。

 

さて、冷えた身体を温めるとします。
おおるりの家に戻り、少し分かりにくい裏口から入り、エレベーターで2階へ上がります。

廊下の突き当たりにフロントがあります。ここからはバスが通っている陣馬街道にすぐ出ることができ、こちらが正面玄関のようです。
入浴料は大人500円です。
脱衣所にカギのついたロッカーなどはないとのことで、ここで貴重品は預けていきます。

冬景色の写真が飾ってありました。
都会ではなかなかできない雪遊びをしに来るのもよさそうです。

エレベーターで3階へ上がります。
よく見ると、各部屋にそれぞれ高尾の山の名前が付けられています。
山好き、高尾好きとしては、少しぐっときました。

お風呂は、貸し切りでした。
窓が大きく、目の前に山並が広がっています。
温泉ではありませんが、都会の銭湯とほとんど変わらない値段で、そんな景色をみながら大きなお風呂につかれるのは贅沢です。

 

さて、あとはイルミネーションを観て帰ります。

2日遅れののんびりやのサンタクロースが迎えてくれました。

来る時にバスの運転手さんが、イルミネーションは今年は規模が小さくなっちゃったから、期待しない方がいいよ、と言っていたのですが、絶対都会の豪華なイルミネーションよりきれいなはず。という確信がありました。

なぜなら本当の闇、という強力な引き立て役がここにはいるからです。

まわりが山で、真っ暗な中で見るイルミネーションはとてもきれいでした。

かわいらしいアーチを左からくぐって、右からまたくぐって戻ってきました。

光のすてきな散歩道もほぼ貸し切りでした。

おおるりの家の隣には、いろりばたという御食事処もあります。

お蕎麦とビールを、と一瞬思いましたが、1時間に1本のバスがすぐ来る時間だったので、急いで帰ることにしました。

夕焼小焼のひとつ隣の、宮の下バス亭から高尾行きのバスに乗りました。

今日はあまり時間に余裕がなかったので、行けませんでしたが、道路を挟んだところにある、ふれあい館のまわりでは、春から夏にかけて、色々な花を楽しむこともできるそうです。

また、季節ごとに、イベントも開催していて、近いところでは、1月14日の夕やけどんど焼きや、3月の河津桜散策など。出店も出て賑うようです。

夏にはキャンプ場もオープンします。緑の中でバーベキューを楽しんで、夜は星空の下でキャンプファイヤー。そんなアウトドアを満喫するのも楽しそうです。

ホームページに、イベントの情報や、季節によって違う施設の利用時間など載っているので、確認していくとよいと思います。

都会から気軽に行けて、自然と触れ合える、夕やけ小やけふれあいの里。
ぜひ、ふれあいに行ってみてください。

(取材日 2017/12/27)