【高尾山の桜情報2024】ふもとは散り始めてきたが、山の上では満開でまだまだ見頃!(4/13現在)
先週4/6の時点でほぼ満開になっていた高尾山の桜ですが、山の上では遅れて満開になっている木があり、まだまだ見頃が続いています。
高尾山だけではなく、奥高尾の小仏城山や、桜の名所と知られている「一丁平」の様子も4/13(土)に見てきましたので、レポートをご覧ください。
この日は裏高尾から小仏城山に登り、小仏城山→一丁平→高尾山、という順番で歩いたので、その順番にご紹介します。
小仏城山
小仏城山は高尾山山頂から約1時間のところにある奥高尾の山。
小仏城山には2軒の茶屋があり、その横のヤマザクラが満開になっていました。
天気がよいこともあって茶屋は大賑わいで、登山客の皆さんが桜の木の下でお花見がてら、楽しそうに食事をしていました。
「城山茶屋」側では、桜以外にも桃やツツジなどカラフルな花も咲いていて、芝生に座ってのんびり休憩することができます。
一丁平
小仏城山と高尾山山頂の中間あたりに「一丁平」という場所があり、ここは桜の名所として知られています。
一丁平には約1,000本の桜が植えられていると言われており、毎年大勢の登山客がお花見に訪れます。
この日も大変賑わっていました。
一丁平の近くには展望台や東屋、たくさんのベンチが点在していて、いたるところに桜が植えられています。
一丁平の桜は、実は少し離れたまき道から見ると美しいのですが、この日見たところ、あまり咲いていませんでした。
遠くから見ているので、散ってしまっているのかこれから咲くのか判別が難しいのですが、去年の取材の様子と比べると、すでに終わってしまっているのかもしれません。
近くで見れる桜でも、葉桜になっている木が多くみられました。
終わりになってきている木も多いかもしれませんが、なにせ桜の木の数が多いので、それでもポイントによってはまだまだ楽しめそうです。
奥高尾の登山道
高尾山山頂〜小仏城山の間の登山道には、たくさんの桜の木が植えられています。
一丁平のようなスポットでなくても、歩いていて普通に桜を楽しめるので、今は奥高尾の山歩きが楽しい時期です。
高尾山山頂
高尾山の山頂では、先週の時点で一番大きなヤマザクラが満開になっていましたが、そのヤマザクラはすでに葉桜になっていました。
しかし先週には咲いていなかった木が満開になっていて、交代で登山客の目を楽しませてくれていました。
薬王院
山腹にある薬王院では、本社や仁王門の近くにある桜が見頃でした。
寺社建築と桜の組み合わせは美しいので、ぜひ訪れて欲しいスポットです。
ケーブルカー高尾山駅
ケーブルカーの上の駅「高尾山駅」周辺でも桜を見ることができます。
一番の目玉はビアマウント会場近くのソメイヨシノ。
駅を降りて頭上を見上げると、ビアマウント会場の円筒形の建物の横に、ひときわ大きい桜が見えます。
今の時期はビアマウント会場で「春のビアガーデン」が開催していますので、ビールを飲みながらこの桜を見るなんて最高ですね。
その他にも駅周辺の何箇所かで桜が植えられています。
ケーブルカー清滝駅前広場
ふもとではケーブルカーの清滝駅前広場が一番の桜スポットになっていますが、こちらはだいぶ散ってきていて、そろそろ終わりの雰囲気です。
新緑の鮮やかな緑が目立ってきました。
また、一番駅舎に近い大きなソメイヨシノはシンボル的な木でしたが、病気・老朽化で伐採が予定されていて、花が見れるのは今年が最後になりました。
花は終わりかけですが、情報を知った方たちが名残惜しそうに写真を撮られていました。
以上になります。
全体として終盤になってきてはいますが、山の上では場所によってはまだまだ見頃で楽しめます。
山の中での桜は街で見る桜とは味わいも違いますので、ぜひ山の上まで行ってみてください。