もみじまつり中のさる園・野草園
もみじまつりでにぎわっている高尾山に行ってきました。
色とりどりの紅葉を楽しんで、あとはリフトに乗って帰ろうとぶらぶら歩いていると、「サル園・野草園」の大きな看板が目に入りました。
高尾山には何度も登っているのですが、そう言えばここには入ったことがありません。
立ち寄ってみようか迷っていると、入口に楽しそうな手書きの看板がでていました。
「いちにちどうぶつむら」「ふれあえます」
これは心ひかれます。
入園料はおとな420円、こども210円と良心的です。
入ってみることにしました。
入ってすぐに、園内マップをもらいました。
まずはさる園を見ることにします。
さる園というと、さる山を上から見下ろすというイメージだったのですが、ここは上からと、ガラス越しに横からと間近に見ることもできるようです。
さるを見るための、猿観覧舎という2階建ての建物に入って、まず目についたのはこれです。
さる園の歴史を感じます。
ここでは全員に名前がついていて、みんな自分の名前がわかるそうです。
「サツキ」さんと「サクラ」さんが姉妹。花つながりでかわいい名前です。
「ノンキ」くんと「ノビタ」くんが兄弟。のんびりしていそうなふたりです。
他には、「ニボシ」、「リムジン」、「ウイロウ」、「ロウソク」。
さるの個性というか、名づけた飼育員さんの個性がみえるようです。
今年生まれの子ざるもたくさんいるようです。
動物の赤ちゃんはかわいいに決まっているので、期待が高まります。
まずは建物の1階から、ガラスごしに見ることができます。
飼育員のおじさんが、さるの解説をしていました。
ちょうど終わるところだったので、ほとんど聞けませんでしたが、お客さんはみんな楽しそうにしていました。
こんなに近くにさるを見たのは初めてです。
毛づくろいをしてもらっています。
あんまり気持ちよさそうにしているので、じっと見ていたら、むこうもこちらをちらちらと見て、立ちあがって去って行ってしまいました。
じゃまをしてしまいました。
小さならせん階段で、2階へ登ります。
2階では、さるにあげるおやつを売っています。
みなさん、かわいい小ざるなど、お目あての子を決めて投げていましたが、すばしこくて強そうなほかのさるに持って行かれたりして、さる山も人間たちも大騒ぎでした。
さる園を後にして、野草園を散歩してみることにしました。
今はあまり見頃のものはなさそうです。
階段のある道と、スロープになっている砂利道を選んで行くことができるようです。
スロープの方の道を下ってみました。
夏が見頃のものが多いようです。
ここへは、また来ることにしました。
入り口近くでは、「秋のさる縁日イベント」をやっていました。
「いちにちどうぶつむら」では、こどもたちがふれあっています。
うさぎ、モルモット、あひる、チャボなどがいました。かわいいです。
わたしはおとななので、ふれあうのはぐっとがまんしました。
こちらでは、自分でぬりえしたイラストを缶バッジにしてもらえます。
これも子ども限定です。
家に帰ってから、さる園のホームページを見てみました。
さる園の一日、歴代のボス猿紹介、さるのひみつ、などなかなか盛りだくさんの内容で、さるのことを知ることができます。
ブログでは、飼育員さんの温かいさるへのおもいが伝わってきます。
動画では、つなわたりをするところや、ジャンプして園長さんの腕に飛びのるところ、園長さんとお話ししているところなど、ふつうにはなかなか見られないさるの姿を見ることができます。
季節によって、今日のようなイベントも開催しているそうです。
さる園へは、麓からケーブルカーやリフトでらくらく行けるので、小さいお子さんづれでも安心して行けます。
高尾山へ行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
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他にも「さる園」「野草園」について詳しく解説したページがあるので、あわせてご覧ください!