標高488mにある山のビアガーデン「高尾山ビアマウント」。
そんなビアマウントを、さらに豪華に楽しめるグランピングコーナー「森のプレミアム・デッキ」が、2019年の8月下旬にスタートしました。ビアマウントの楽しみ方がまたひとつ広がりそうです。

「グランピング」とは、アウトドアで豪華な滞在を楽しむ最近注目のキャンプスタイルですが、高尾山ビアマウントでは日本有数のテントメーカー「ogawa」のテントが設営され、その中でラグジュアリーな体験ができます。

高尾登山電鉄のニュースリリースによると、概要は以下のとおりです。

名称	「森のプレミアム・デッキ」 ～テントとガーデンテーブルのグランピング～
定員	17名様 （テント１張り、ガーデンテーブル２卓）
施設	１）テントコーナー テント、テーブル、チェアを使用したエリア（５～８名） ２）ガーデンテーブル テーブル２卓（３～４名用が１卓・３～５名用が１卓で、合わせて９名までの利用が可能）

このプレミアム・デッキの場所なのですが、ビアマウントで料理やビールを提供している建物の上になり、専用の外階段で上がる仕組みになっています。（デッキに一般のお客さんは入れません）
テントは８名までですが、その他にテーブル席もあり、そちらも入れると17名までデッキに入れるようになっています。
ちなみに取材の日は、高尾山マガジンメンバー＋有志でちょうど8名でしたので、全員テント席で楽しむことができました。8人で座ってもゆったりできて快適でした。

このグランピングコーナーは、設備や場所だけでなく、オーダーの方法も通常のビアマウントと少し違っています。
通常のビアマウントだと、まずチケットを見せてグラスとトレーを受け取り、自分で飲み物や料理を取りにいきますが、グランピングコーナーだと、１杯めの飲み物は専任スタッフさんがオーダーをとって持ってきてくれます。
料理もオードブルでスタッフさんが持ってきてくれますし、トレーは最初からテーブルに用意されていています。
（※スタート時だけのサービスで、それ以降は自分で取りに行きます）

飲み物が揃ったら乾杯です！
乾杯のタイミングまで、自分で飲み物や食べ物を取りに行かなくていいのは、結構いいかもしれません。

この日はちょうど全米No1クラフトビールの「BLUE MOON」が飲み放題になっていたので、BLUE MOON率が高かったです(^^)
ビアマウントでは週末ごとにイベントが行われていて、違ったお酒が楽しめるので、訪れる前にビアマウントの公式サイトをチェックしてみるといいかもしれませんね。

日が暮れてくると、テントはぐっと雰囲気が良くなってきます。
ランタンの灯りが、ビアマウントではなくてキャンプ場にいるような気分にさせてくれます。

「森のプレミアム・デッキ」は会場の一段高いところにあるので、デッキの上からビアマウント会場の光景を見るのも楽しいです。

この一段高いデッキの上で飲んでるというのもまた良くて、風も気持ちいいし、一般の人が入れない専用スペースなので、ちょっとした優越感を味わうことができます(^^)
デッキに上がる階段を登ってると、まだみんなこのグランピングコーナーが始まったことを知らないので、「なんだろう、あれ？」みたいな視線を浴びながら登っていきます。

また、このデッキの上には、なんと「森のプレミアム・デッキ」利用者の専用サーバーがあるのです！
ビールをおかわりしに、何回も下まで降りていかなくてもいいですね。
ビールの他、ハイボールもあるようです。
もちろんいろんな種類を飲みたければ下まで行きますが、同じ銘柄でもいいときは便利です。

そして、盛り上がってきたころに、焼き立てピザをスタッフの方が運んできてくれました。
その日のおすすめ料理などを、持ってきてくれるようです。これもうれしいサービスですね。

快適すぎて、あっという間に２時間が過ぎてしまいました。
登山電鉄のニュースリリースによると延長はできないので２時間で終わってしまいますが、とても気持ちいい時間を過ごすことができました。

こちらの「森のプレミアム・デッキ」の料金は、いろいろとサービスが充実しているので、通常料金より高くなります。

大人　5,000円（男性、女性、シニア男性、シニア女性、高校生）
小人　3,000円（中学生、小学生）
幼児　500円（３歳以上）

しかし、その価値は充分ありますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか？
今シーズンは会期終了の10/15までやっているようなので、秋のグランピングもよさそうですね。
気の合った仲間たちと、グループで予約するのがおすすめです。
予約は電話でのみ受け付けています。
（ビアマウント予約電話 042-665-9943）

ぜひ、ひと味違ったビアマウントをお楽しみください！