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台風19号後の奥高尾(10/23)。高尾山〜小仏城山〜景信山

編集部

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各地で大きな被害をもたらした台風19号は、奥高尾エリアにも影響を与えました。
ただ、奥高尾のメインルートである高尾山〜小仏城山〜景信山〜陣馬山の稜線は、ほとんど被害を受けておらず、いつもどおりに歩くことができます。

台風から10日後の10/23に、高尾山から景信山まで歩いた様子をレポートしてみますので参考にしてください。(今回は行ってませんが、景信山から陣馬山も問題なく歩けるようです)

注意点としては、取材日現在、小仏バス停など裏高尾方面に降りる道は、多くが土砂崩れのため通行止めになっています。
そのため途中で下には降りず、基本的に高尾山とのピストン(往復)になります。(※景信山からは降りれるようになりました。後述)
制限はありますが、せっかくの秋ですので、問題のないルートはぜひ楽しんで行ってみましょう。

※通行止めの状況は日々変わっていきますので、高尾ビジターセンターHP高尾山マガジンの運休・登山道情報ページなどで最新の情報を確認してからお出かけください。

高尾山〜小仏城山

高尾山から出発して、5分ほどで「もみじ台」に着きます。
この日は朝7:30くらいに高尾山を出ましたので、まだ人はまばらでした。

朝のもみじ台。すがすがしい天気です。

そして早速、プレゼントのような景色が。
前日に冠雪したばかりの富士山がキレイに見えました。
しかも前日の雨のおかげか、朝早くだったからか、雲海ができていてとても幻想的です。

もみじ台から見た富士山。最高のスタートです。

もみじ台からの道は特に被害もなかったようで、いつもどおりでした。

もみじ台から降りる長い階段もいつもどおり。
一丁平。朝の光が美しい。

高尾山から景信山までのルートは、富士山が見えるスポットがたくさんあるのですが、この日は晴天にめぐまれ、すべての場所からよく富士山が見えました。
午後になると雲や靄(もや)がかかって見えないこともあるので、午前中がオススメです。

一丁平展望台からの富士山。
アップで撮影したところ。ここでも雲海が見えていました。(撮影は朝8時くらいでした)

一丁平を過ぎると、小仏城山が近づいてきます。
小仏城山の少し手前で、小仏峠へのまき道との分岐がありますが、取材日現在、このまき道は先で歩道が崩落しているため通行止めになっています。
途中までは通れるのでまき道入口にロープなどの規制はありませんでしたが、小仏峠への通り抜けはできなくなっています。小仏城山方面へ向かいましょう。

まき道との分岐。右がまき道。左が小仏城山方面。
標識には、まき道通行止めの表示がありました。

小仏城山に到着です。
一見、普段どおりですが、いつも登山客を迎えてくれる茶屋は営業していませんでした。
茶屋の方々は日影沢林道を使って荷物を運んでいるようなのですが、現在日影沢林道は通行止めになっています。
早くなめこ汁が食べたいですね。

小仏城山の様子。奥が城山茶屋、手前の青い建物が春美茶屋。
城山茶屋の前では少し黄色く色づいている木がありました。
小仏城山からも富士山が見えました! 松との組み合わせが風流です。

あとこれは台風の影響かは分からないのですが、小仏城山のトイレが半分くらい、ポンプ不調とのことで、使用できなくなっていました。すべてが使えない訳ではないですが、混みそうな日は他の場所を利用しておいた方がいいかもしれませんね。(一丁平、景信山のトイレは問題はなさそうでした)

小仏城山のトイレのいくつかは使えなくなっていました。

小仏城山〜景信山

小仏城山を出るとすぐに長い下りがあるのですが、ここも特に崩れているところもなく、いつもどおりでした。

小仏城山からの下り。

今回は高尾山へピストンで戻るので、また同じ道を戻ってくることになります。
まき道を通れれば帰りはそちらを行ければ楽なのですが、残念ながら通行止めです。
ここの長い下りを小仏城山まで登り返すのはちょっと面倒かもしれませんね。

帰りにまき道(左)は通れません。また右側を登って小仏城山へ戻りましょう。

小仏峠の手前にベンチが並ぶ展望スポットがあるのですが、そこからも富士山が見えました。
ここでは相模湖も一緒に見ることができます。
相模湖の水面が茶色く、まだ台風の影響が残っている印象を受けました。

正面に見える相模湖の水面は濁っていました。

小仏峠に到着です。
峠の様子も特に変わりはないようですが、小仏バス停に降りる道は通行止めのため封鎖されています。

小仏峠。景色もいつものとおりで、何も変わりないように見えますが…。
小仏バス停に降りる道は、崩落のため通行止めになっています。

小仏峠から景信山への道も、特に問題になるところはありませんでした。
1ヵ所尾根が細くなっているところがあり、そこを心配していましたが、崩れたりした形跡はなく大丈夫でした。

細い尾根道も問題ありませんでした。
このあたりから眺望が開けて、歩いてきた高尾山や小仏城山を望めます。

景信山に到着です。
ここにも2軒の茶屋があるのですが、この日は営業していませんでした。
元々平日はお休みのことが多いので営業状況は不明ですが、今年の秋も名物の天ぷらが食べたいですね。
景信茶屋青木さんのサイトをみると、運搬車で使う道が通行止めなのでボッカ(歩荷)で荷物をあげて営業されるようです!)

景信茶屋青木の前にはベンチがたくさんあります。
ベンチからは高尾山が一望できます。
ちょっと角度を変えると富士山と相模湖が望めます。
景信茶屋青木の横に回ると、少し紅葉が始まってました。
もう1軒の茶屋「三角点 かげ信小屋」側も景色が素晴らしいです。
こちら側からは都心や埼玉方面を一望できます。この日、遠くはスカイツリーまで見ることができました。

景信山はいろんな方面の眺望が楽しめるので、ぜひ訪れて欲しい山です。
これから紅葉も始まりますし、秋になって空気が澄んできているので景色も良く、オススメですよ。

高尾山への戻り道

景信山や小仏峠から下に降りる道はまだ通常通りではないため、高尾山までは基本的に、またピストンで同じ道を戻ることになります。


[追記:10/27]
実は景信山から小仏バス停に降りる道(南東尾根コース)は、通行止めになっていません。
ただ、小仏〜高尾駅のバスが縮小運転で登山目的の利用は自粛になっていたので、降りても高尾駅まで歩くしかなく、記事公開時は紹介していませんでした。
10/28からバスが通常運行になり、登山目的でも利用できるようになるので、こちらの道も使えることになります。
高尾山とのピストン以外にもルートができましたが、ビジターセンターによると怪我が多く出る道とのことなので、気をつけて通行してください。
景信茶屋青木さんのサイトでも、「オオクボ尾根(階段から登るコース)」として通行可能と書かれています。

小仏バス停に降りる道。トイレの横から降りていきます。

高尾山までピストンで戻る場合、景信山〜小仏城山まではまき道がないのでまったく同じ道になりますが、小仏城山〜高尾山のまき道は通行止めにはなっていません。
帰りにまき道を使うことで、行きとは違った気分で歩けるので試してみてはいかがでしょうか。

左右の細い道がまき道。ピークを通らないでより平坦な道で先にすすめる。(写真はもみじ台のまき道)

場所によってはまき道の入口がわかりづらかったりします。間違った道に入らないよう、地図などで確認するといいでしょう。

メインの道とは趣の違った細い道もあって楽しい。
まき道からしか見れない景色もあります。(写真は日影沢林道方面を望んだところ)
もみじ台北側のまき道は、路肩が崩落してるので注意。

注意点

今の時期の奥高尾歩きで気をつけたいことは、まず茶屋は営業していない、あるいは縮小しての営業かもしれないこと。
途中で飲み物・食べ物が入手できない可能性があるので、必ず自分で用意していきましょう。

あと、もう1点は途中で下の道に降りれないところが多いこと。
神奈川県側(相模湖駅、藤野駅方面)だと降りれるという話も聞くのですが、藤野観光協会のウェブサイトによると、ハイキングは自粛をお願いしているとのこと。
藤野の山間部は危険な状況であるのと、被災している方もいらっしゃるのでご配慮くださいとのことです。

同じく小仏周辺もバスが運行を再開しましたが、まだ地域住民のための運行で、登山等観光目的の利用は自粛するように呼びかけられています。
※10/28から通常運行になり、登山等観光目的での利用も可能になりました。

駐車場も工事車両が使用することも考えられますので、登山目的での利用は自粛した方がいいでしょう。

* * *

制限や注意点もまだある状況ですが、秋本番のこれからが一番山のいい季節。
ぜひ奥高尾の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか?

高尾山〜小仏城山、小仏城山〜景信山について詳しくは、高尾山マガジンの登山コースページを参考にしてください。

高尾山頂〜小仏城山コース

小仏城山〜景信山コース

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