秋の陣馬山〜高尾山縦走。紅葉に富士山にシモバシラ! 現在の陣馬山へのアクセスは?
紅葉がまだ間に合うかもしれないと思いまして、天気予報を確認して急遽、奥高尾 (陣馬山~景信山~小仏城山~高尾山)縦走に行くことにしました。
去年も一昨年も歩いているコース! 恒例行事になってきました。
11月最後の土曜日、眠たい目をこすり、朝一番の電車に乗って高尾駅に到着しました。
普通であれば高尾駅から陣馬山へは、陣馬高原下バス停までバスでアクセスできるのですが、10月の台風19号の影響でバスは途中の「大久保」までしか運行していません。
「大久保」からは小型の代替バスが運行されているようですが、これはあくまで地元の人のための救済用のバス。登山等観光目的での利用はできません。
バスの行き先表示に「陣馬高原下」とあるので、「もしかしていけるの?」と思ってしまいますが、記事公開日(12/13)現在、まだ陣馬高原下までは運行していません。
運行状況は、事前に西東京バスのウェブサイトなどでご確認のうえお出かけください。
※12月20日(金)14時過ぎから平常運行に戻りました。
この日は、たまたま居合わせたハイカーさんと割り勘でタクシーを利用しました。
タクシーだと、高尾駅から陣馬高原下バス停まで、約5,000円ほどです。
バスは通れませんが、大型車以外の車であれば、車両の通行はできる状況です。
陣馬高原下近くの「夕やけ小やけふれあいの里」ではイベントなども行われていて、こちらには乗用車で行けます。
また、各登山ルートは通行止めのところもあるので、事前に調べてからお出かけされた方がよいです。
さて、陣馬高原下バス停から登山スタートです。
前日、奥多摩の方も雪が降って冷え込んだニュースはみていたのですが、登山口まで歩く林道も霜がおりてて全体的に道も山もうっすら白くなってました。
森の中をゆっくり進むと、シモバシラを発見!
日の当たらない場所にはシモバシラが点在してました。
そして高度を徐々にあげていくと、まだ紅葉も残っていてシモバシラと紅葉の両方を楽しむことができました。
「天気がいいし風もないので陣馬山の山頂の景色は期待できそう!!」とワクワクして登ると、期待通りの富士山ドーン!!!でした。
陣馬高原下へのバスが通常通りの運行ではないので人が少ないかと思ってましたが、藤野駅から登ってくる人がいて、やっぱり人気の山は大勢の人が山頂におられました。
富士山を見ながら、茶店でお蕎麦を食べて写真をとったりしてゆっくり休憩し、次は景信山に向かって歩き出しました。
途中、「堂所山」という分岐があり、そういえば今まで行ったことがないなぁ~と、思いまして、この段階ではまだ体力もあったので、堂所山へ立ち寄ってみました。
堂所山からは北高尾の方へも行けるようです。
ただ登ったのはいいのですが、景信山へ向かっての下りが結構急な道で焦りました。
順調に景信山に到着。お目当ての天ぷらは具材が売り切れて完売!
なめこ汁を頼んで少し遅めのお昼。おにぎりと一緒に食べました。
ここから高尾山までの間にある小仏城山のトイレが、現在使用中止とのこと。
景信山でトイレを済ましてから小仏城山に向けて出発です!
日が徐々に傾きだして、後半になってきてから夏に痛めた足底腱膜炎が痛み出し、ガクッとペースが落ちてしまいました。
小仏城山についたのは15時30分過ぎ。日が沈むまでに高尾山につきたいと思い、休憩も短く高尾山に向けて再び歩きだしました。
日が傾いてくると風が冷たく一気に気温が下がってきます。
ハードシェルをきて手袋をして歩き出しました。
しかし、もみじ台についた時には日が落ちてしまい、ヘッドライトを付けてのナイトハイク!!
やっぱり初冬のハイキングは日が沈むのが早いですね~。
なんとか17時には高尾山につきました!
ヘトヘトなのでケーブルカーを使って下りようとおもったのですが、ケーブルカー大混雑!!
整理券を配ってまして「43番」の最終のケーブルカーに乗って、なんとか清滝駅まで下りてきました。
この日は紅葉の真っ盛りで、おそらく高尾山で今年一番の人出と思われる日でした。
夜なのに行列ができていて、びっくりしました!
ケーブルカーを逃してしまうと、麓まで30分~40分、歩いての下山になります。
ヘッドライトはお忘れなく!
そうそう、ケーブルカーを待っている間、東京サマーランドの花火が遠くに見えました。
急遽決まった奥高尾行き。
途中で足も痛くなったり、日も暮れたりしましたが、風がなくて穏やかな山行で、景色に恵まれ陣馬山から高尾山まで久しぶりに堪能しました!!