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八王子市の最高峰「醍醐丸」。八王子市民なら一度は登ってみたい?

編集部

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高尾山のある八王子市。その八王子市の最高峰はどんな山かご存知ですか?
高尾山は標高599mと低い山なので、残念ながら違います。
次に思い浮かぶのは高尾山からの縦走でゴールになる陣馬山。
これも間違える人が多いのですが、残念ながら違います。

正解は「醍醐丸(だいごまる)」という、あまりメジャーではない山でした。
「山」ではなく「丸」という名称からも、マイナー感が出ています。
標高は867メートル。ちなみに陣馬山は標高855メートルなので、わずかな差ですね。

醍醐丸の周辺地図。(出典:地理院地図を加工して作成)

醍醐丸に登るには、陣馬街道にある和田峠から登るのが一般的です。
和田峠へは高尾駅から「陣馬高原下」、または藤野駅から「和田」バス停までバスで行くか、あるいは和田峠には駐車場もあるので、車で和田峠まで直接アクセスすることもできます(道幅が狭いので注意)。

和田峠の様子。駐車場もあります。(普通車800円)

和田峠からは陣馬山へ向かう方々がほとんどですが、醍醐丸方面へ向かう方もいます。
醍醐丸は、関東ふれあいの道「富士見のみち」の道中にあり、そのまま歩いていくと、生藤山を抜けて御岳や奥多摩の山々まで縦走することができるのです。
奥多摩の山々までは長いのでトライする人は少ないですが、和田峠から醍醐丸へは40分ほどの道のり。そんなに大変ではありません。
ただ人通りも少なく、登山道も高尾山〜陣馬山のようには整備されていませんので、その点は注意してください。

和田峠にも「関東ふれあいの道」の案内板があります。

ではいよいよ、醍醐丸を目指して登っていきましょう。
醍醐丸へは登り40分、下り25分。距離は1.6kmになります。
最初は林道を歩いていきます。

醍醐丸方面の林道入口。和田峠の駐車場前にあります。

林道を100mほどすすんだところで左手に登山口が見えますので、ここを登っていきます。

標識があるところが登山口です。
最初は登り続けて標高を上げていきます。

登山口からひとしきり登ると、なだらかな道になります。
基本的に醍醐丸まで展望はほぼなく、木々の中をすすんでいきます。

クマザサの中を歩いていきます。

クマザサの中だったり、植林の木々の中だったりを登ったり下ったり、その繰り返しになります。急な登りや下りはあまりありません。

植林の中をすすむので、眺望はほとんどありません。
道中にはこんな看板も。動物たちも高尾エリアに比べて出没するのでしょうね。

3分の2くらい歩いたところで、「醍醐峠」という標識が出てきました。
道が分岐していて、和田バス停方面に下りていくことができます。

左手に和田バス停方面に下りる道がある。

醍醐峠から少しすすむと、また道が分岐しています。
醍醐丸の山頂へは右にすすみますが、左は生藤山へのまき道になります。
醍醐丸の山頂へ登らなくても、生藤山方面へすすむことができます。

まき道の分岐。左がまき道、右が醍醐丸方面。

まき道の分岐から醍醐丸までは、400mほどです。

まき道分岐から、少し傾斜が急になります。
道幅がかなり狭いところもあります。
看板らしきものが見えてきました。醍醐丸に到着です。

醍醐丸の山頂に到着です。
しかし、山頂とはいっても開放的な雰囲気はなく、道の途中にある休憩スペースくらいの印象です。

醍醐丸の山頂。少し道が広がったくらいのスペースで決して広くはない。
生藤山方面を見たところ。ベンチは山頂に合計5つありました。
生藤山へ向かう道のほか、市道山(いちみちやま)へ向かう道との分岐にもなっています。

せっかく登ってきたので山頂から遠くの山々を眺めて一服、とかしたいところですが、見晴らしは良くなく、周囲を木々に覆われ展望はまったくありません。
八王子市のホームページをみると、「山頂は北面が開けており、馬頭刈尾根や大岳山が望めます」と書いているのですが、木々が伸び放題になっているのか、まったく見えなくなっていました。
訪れる人も少なく、あまり手をかけれないのでしょうね。

ベンチから北側を見たところ。
反対の南側も植林が広がるだけで、眺望はありません。

というわけで、少しがっかりするくらいの山頂でしたが、それでも八王子市の最高峰に登ったぞ、という達成感はありました。
ただ、初心者の方だと歩いた割に報われない感じがしそうですので、他の山々はもう結構歩いていてちょっと変わりダネを歩いてみたいという方に向いていると思います。
八王子市民であれば話のネタにもなりますね。

あと、醍醐丸から市道山のルートは、日本山岳耐久レース「ハセツネ」のコースにもなっているので、トレランの練習にもいいのかもしれません。

醍醐丸は、八王子市と檜原村、神奈川県相模原市の境界に位置します。
すぐそこは檜原村。
高尾エリアに比べればかなり山深いところになりますが、気になった方はぜひ一度登頂してみてください。

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