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撮影日:12/09/26  撮影者: s_endo

シソ科

山地の木陰や沢沿いに生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
秋にキリの花に似た花を咲かせることからアキギリと名付けられたグループの中で、花が黄色いことから「黄花秋桐」の名が付いた。

ほこ形をした葉が特徴で、葉のもとの部分の両端が三角形につき出す。
長さは約5~10センチで、ふちに鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。
花は長さ約2.5~3.5センチで、茎の先にのびる約10~20センチの花穂(かすい:小さな花が集まって穂のようになったもの)に段々につく。
上の花びらは立ち上がり、下は3つに裂け、花の中からは雌しべが長くつき出る。
花には蜜を吸いに来た昆虫の背中に、確実に花粉をつけるための工夫がある。
昆虫が頭をつっこむと、花びらの上から花粉のついた葯(やく:花粉をつくり蓄える器官)が下がってくる仕組みになっている。

●季節 9月上旬~10月中旬頃
●高さ 約20~40センチ
●場所 4号路、奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:12/09/12  撮影者: s_endo

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