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撮影日:12/05/08  撮影者: s_endo

シソ科

日当たりのよい道端などに生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
花が終わると茎が倒れてつるを横にのばす。
ところどころに根をおろしてふえていく繁殖力の強い植物である。
隣の敷地から垣根を通して侵入してくることから「垣通し(かきどおし)」の名が付いた。
昔から子どもの「癇(かん)の虫」に効く薬として用いられ「カントリソウ」の別名もある。

花は筒状の唇形で、長さ約1.5~2.5センチ。
薄い紫色から紅色で、手前に大きくつき出した下側の花びらに紫色の斑点模様がある。
長い柄につく葉は円形か楕円形で、ふちににぶい鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。
表面にしわがあり、揉むと強い香りがする。
若葉や茎は湯通ししたあと水にさらし、和えものやサラダで食べられる。

●季節 4月~5月頃
●高さ 約5~25センチ
●場所 4~5号路、裏高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:13/04/17  撮影者: s_endo
撮影日:13/04/17  撮影者: s_endo

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