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撮影日:13/03/21  撮影者: s_endo

マメ科

道端、畑、野原など、日当たりのよいところに普通に生える越年草(秋に発芽し越冬して翌年に花が咲く植物)エンドウ豆のような長さ約3~5センチの実をつけ、それが黒く熟すのをカラスにたとえたことからその名が付いた。
別名は「ヤハズノエンドウ」といい、葉の形が矢筈(やはず:矢の後ろの弦を受ける部分)に似ていることに由来する。

花の直径は1.5センチほどで、鮮やかな紅紫色。葉のつけねに2~3個ついて、花びらはチョウの羽のように見える。
葉は羽状複葉(うじょうふくよう:葉柄に複数の小さな葉をつける葉の形状)で8~16枚の葉が集まってつく。
1枚の葉は長さ約2~3センチの細長い卵形で、先端が矢筈のようにくぼんでいる。
若芽、若い茎、花、若い実は、天ぷらや炒めもの、ゆでておひたしにして、食べられる。

●季節 3月~6月頃
●高さ 約50センチ~1メートル
●場所 裏高尾、奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

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