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撮影日:13/03/21  撮影者: s_endo

スミレ科

山地の日当たりのよい林や草原などに生えている多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
高尾山周辺では陣馬山でよく見ることができる。
肥後(熊本県)に多く咲いていたことから、その名が付けられた。

エイザンスミレをひと回り小さくしたようなスミレで、同じように葉に深い切れ込みがある。
葉は放射状に5つに裂け、それがさらに細かく分かれている。
松葉やコスモスの葉のようにも見え、とても繊細な雰囲気をもつ。
花の直径は約1.5~2センチで、花びらのふちはエイザンスミレのように波打っていない。
色は白く、花びらのつけ根部分に紫色の筋が入り、よい香りがするものが多い。
花びらの側弁には毛が生え、距(きょ:花びらの後方にある袋状の部分)の長さは4~6ミリ。

●季節 4月中旬~5月中旬頃
●高さ 約5~10センチ
●場所 奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

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