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撮影日:12/05/08  撮影者: s_endo

スミレ科

低い山の尾根や山腹の草地など、日当たりのよいところに咲いている多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
全体に丸みのある可愛らしいスミレである。
鮮やかな紅紫色の花が、その名の由来となっている。

花の直径は約1.5センチで、紫色の筋が入っている。
全体に短い毛が生えているところが特徴で、花の後ろにつき出した距(きょ:花びらの後方にある袋状の部分)にも毛が生えているスミレは、アカネスミレだけである。
側弁に密生する毛もよく目立つ。
葉は三角形に近い卵形で、根もとから立ち上がって開いている。
花の時期の葉は長さ約2~4センチだが、夏葉は長さ約8センチと大きくなる。
花びらの側弁以外に毛が生えていないものをオカスミレと呼び、アカネスミレにまじって咲いていることが多い。

●季節 4月上旬~5月中旬頃
●高さ 約5~10センチ
●場所 南高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

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