2021年7月にオープンして以来、すっかり高尾山登山・観光の拠点として定着したホテル「タカオネ」。
タカオネでは中庭で焚き火ができるのが人気なのですが、冬の時期にはなんとこの焚き火でラーメンがつくれる「タキビメン」というメニューを提供しています。
2022年から始まり今年（2023年）で2回目。2023年は2月1日（水）〜3月15日（水）の期間に行われています。
この楽しそうなメニューを体験してきましたので、レポートをご覧ください。

タカオネ館内に入ると、カフェカウンターでタキビメンが販売されています。
タキビメンは1袋100円。醤油味と味噌味の2種類があります。（麺は同じで、袋の中にそれぞれの味の粉末スープが入っています）
基本的に市販の袋ラーメンと同じ感じなのですが、焚き火専用ラーメンとしてオリジナルで作られた限定商品とのこと！

タキビメンを楽しむには、メンの他に「焚き火セット」を800円で購入する必要があります。しかし今ならタカオネのSNSをフォローするとその場で500円引きになり、なんと300円に。
お得に焚き火が楽しめるので、焚き火未体験の方は「タキビメン」の期間中に訪れるのがおすすめです。

メンだけだと素ラーメンになってしまいますので、あわせてトッピングも頼んでみましょう。
トッピングメニューは全4種類あって、600円のボリューミーなものと、300円のシンプルなものがあります。

600円

• ニンニクマシマシパワー麺（チャーシュー／もやし／味玉／キャベツ／ニンニク）
• 旨辛味噌豆腐麺（豆腐／味玉／豚小間／もやし／キクラゲ／キャベツ／辛味噌）

300円

• マルデ八王子ラーメン（メンマ／チャーシュー／ほうれん草／玉ネギ）
• バタコン味噌麺（バター／コーン／もやし／挽肉）

昨年は具材をバラバラに選ぶシステムだったようなのですが、今年からセットのトッピングメニューが用意されました。
セットにしてくれていると選びやすくていいですね。
もちろんバラで具材を追加することもできるので、カウンターで相談してみてくださいね。

この日は友達4人で行ったので、4種類全部を頼んでみましたよ。

さて、麺とトッピングを購入したら、必要な道具を揃えます。
カフェカウンターの横に、ラーメンを作るアルミ鍋などの食器、焚き火用の着火剤やチャッカマンなどがあるので、必要なものをピックアップしていきます。

道具が用意できたら、薪を一束、取っていきましょう。
材料や道具が全部揃ってて、手ぶらで焚き火を楽しみに来れるのがタカオネの魅力のひとつですね。

用意ができたら、焚き火テーブルに移動しましょう。
中庭には椅子や薪割り台、トングなどの焚き火グッズがありますので、必要に応じて取っていきます。

テーブルの用意ができたら、アルミ鍋に水を入れます。

カップで450mlの水を計って、鍋に入れていきます。
火が強くて水が蒸発したり、味が濃かったときは、後で「追い湯」もできるので安心です。

さあ、いよいよ焚き火スタートです。

火が回ってきたら金網をセットして、その上にアルミ鍋を載せてまずは水をグラグラさせましょう。

沸騰してきたら、いよいよタキビメンの投入です。
昨年はアルミ鍋ではなく、メスティンでの提供だったようなのですが、アルミ鍋の方が麺を割ったりしなくてもそのまま入れられていいですね。（ただ、割ると早く茹で上がるようなのでお好みで！）

火加減にもよりますが、割と早く麺が茹で上がってきます。
頃合いをみて、トッピングの具材を投入！
グツグツいってて、この時点でテンションマックスです。

火が通ったら出来上がりです。
アルミ鍋は熱いので、手袋で焚き火から降ろし、トレーに載せて食べます。
ひっくり返したり、火傷しないように気をつけてくださいね。
トレーに移したあとも、アルミ鍋には煤（すす）が付いてて触ると指が黒くなっちゃうので、あまり触らないようにするとよいです。

僕は「ニンニクマシマシパワー麺」を食べましたが、チャーシューもボリュームがあって、食べごたえ充分でした。
4人で4種類のトッピングメニューを食べましたが、みんな大満足でした。
もう一回来て、別の味を頼んでみたくなります。

タキビメンを食べたあとも、カウンターで飲み物を注文できますので、焚き火をしながら食後も楽しい時間を過ごせます。
この日は日曜日だったのですが、ファミリーで訪れてる方が多く、どこのテーブルも楽しそうな子供の姿がありました。
焚き火を囲みながらみんなで熱々のラーメンを食べる「タキビメン」。
美味しいだけじゃなくて、想い出に残ること間違いなしなので、ぜひ体験してみてください。

2023年のタキビメンの提供期間は2月1日〜3月15日ですが、タキビメンは1,000食の限定販売となります。期間中でも商品がなくなり次第終了となってしまうので、気になる方はお早めに。

あと、タカオネから歩いてすぐの温泉「京王高尾山温泉 / 極楽湯」の入館券・タオルとタキビメンがセットになった「タキビゆメン」（1,100円/税込）というメニューも用意されています。
焚き火で煙臭くなった身体を温泉で流してスッキリするのもいいですね。
これは平日限定のメニューになるようですが、興味のある方はぜひお試しを！