奥高尾の小仏城山で「メガ盛りかき氷」を食べる。暑い夏の登山も冷たい氷でクールダウン
高尾山周辺の山々は、山とはいえ標高も低いので夏の登山は暑く、なかなか大変です。
しかし、そんな夏の暑さを吹っ飛ばしてくれる巨大かき氷が、奥高尾の「小仏城山」にあります。
小仏城山は標高670m。高尾山からは徒歩1時間ほどの距離にある山です。
山頂には2軒の茶屋がありますが、今回ご紹介するのは「城山茶屋」さん。
昔から大盛りのかき氷で登山客をもてなしてきた、老舗茶屋さんです。
城山茶屋の店頭には、大きくかき氷の看板が出ています。
かき氷のサイズは「城山盛り」と「普通」の2種類がありますが、注文の前に大きさをよく確認しましょう。
「普通」でも他のお店の大盛りレベルはあり、「城山盛り」だとうず高いタワーのようなサイズになり、一人で食べれるか不安になる大きさです。
(以前は「城山盛り(大)」「普通(小)」という表記だったのですが、「(小)」という書き方は誤解が起きやすくさすがにやめたのかも?)
いつもは「普通」を頼むのですが、訪れた日は35℃超えの暑さ!
今日なら「城山盛り」もいける気がすると思い、思い切って注文してみました。
「城山盛り」を注文すると「大きさご存知ですか?」と聞かれます。
出てきたらこんなはずじゃなかった、という人が、結構いるのだと思います。
知ってます、大丈夫です、と答え、頼みました。
この日は日曜日だったのですが、暑い日なのに小仏城山は結構な人出で、かき氷も先に注文している人がたくさんいました。
名前を呼ばれるまでしばし待ちます。
このかき氷目当てで小仏城山に来る人も多そうです。
名前を呼ばれて取りに行くと、「崩れやすいので注意してくださいね」と声をかけられます。
注意して運んでいると、周りから「あれ一人で食べるの?」「すげー、でかい」という声が聞こえてきます。
皆さん、サイズを知っていて、ほとんどの人が「普通」を頼んでいて、見渡す限り「城山盛り」を頼んだのは僕だけのようでした。
座ってかき氷を見ると、改めてすごい高さです。
シロップも渡されるので自分でかけていきます。
さあ、では食べていきましょう。
崩れないようにゆっくりスプーンを入れていきます。
いや〜、最高に美味しいです。
暑い中の登山で身体がほてってるので、バクバク食べていけます。
時折シロップを足しながら、食べていきます。
半分ほど食べました。これで「普通」よりちょっと少ないくらいのサイズでしょうか。
このあたりで、ちょっと口の中の感覚が冷えすぎて麻痺してきました。
しかし、まだまだ大丈夫です。
実はかき氷のトッピングで、練乳とあずきがあったのですが、今思えば、味変用にトッピングも頼んでおけばよかったです。
氷だけでも美味しいのですが、さすがにこれだけ量を食べると飽きもくるので、味変できるともっと美味しく食べれたと思います。
そうは言いながら、なんだかんだでその後も順調に食べすすめ、結局あまり苦労せずに完食してしまいました。
他の季節だとそうはいかなかったかもしれませんが、夏の盛りであれば、意外にペロッといけてしまうのかもしれません。
食べ終わった後は、身体もすっかりクールダウン。
お腹にもたまらないので、その後の道も快適に歩けます。(お腹が弱い人は注意した方がいいかも)
まだまだ暑い日が続きますので、気になった方はぜひメガ盛りかき氷をトライしに、小仏城山を訪れてみてくださいね。
高尾山から小仏城山への行き方は、以下のページを参考にしてください。
【関連記事】「高尾山頂〜小仏城山コース|登山コース」
また、高尾山マガジンでは城山茶屋のご主人にインタビューした記事があるので、そちらもぜひご覧ください。
メガ盛りかき氷の話も出てきますよ。
【関連記事】「城山茶屋・尾嶋典善さん|インタビュー」
※城山茶屋さんをはじめ、奥高尾の茶屋は週末の営業が中心で、平日休みなことが多いのでお気をつけください。