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撮影日:12/09/12  撮影者: s_endo

イネ科

山野の林内や道端などに、日常的に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
細い茎は枝分かれをしながら地上をはい、上部が立ち上がる。
葉は長さ約3~7センチ、幅約1~1.5センチの細長い楕円形で、先がとがり、もとの部分は茎を抱くようにつく。
葉の形が笹に似て、ふちに縮れたようなシワがよることから「縮み笹」の名が付けられた。

茎の先から約10~15センチの花茎(かけい:葉をつけずに花だけをつける茎)をのばし、そこから6~10個の短い枝を出して、数個の白い花が集まる小穂(しょうすい)が密集している。
小穂は長さ3ミリほどの細い卵形で、イネ科特有の芒(のぎ)と呼ばれる針状の突起がのびる。
熟した実は小穂から外れやすくなり、芒からは粘液が出て動物や人の衣服にくっついて運ばれる。 

●季節 9月中旬~10月下旬頃
●高さ 約10~30センチ
●場所 裏高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:11/09/15  撮影者: s_endo

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