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撮影日:12/06/01  撮影者: s_endo

センリョウ科

山地の林のふちや林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
2本の花序(かじょ:花をつけた茎)を立てることから、ヒトリシズカに対して「二人静」(フタリシズカ)の名が付けられた。

茎の上部に二対の葉4枚が、やや間隔をあけてつき、その中心から小さな白い花をつけた長さ約2~5センチの花序がのびる。
多くは2本を出すが、なかには3~5本も立てるものがある。
白く見えるのはすべて雄しべで、花びらも萼(がく)もついていない。雄しべはヒトリシズカのような糸状ではなく、3本の雄しべが雌しべを包んだ米粒のような形をしている。

葉は長さ約8~16センチの楕円形で、光沢はなく、ふちに細かいとげ状の鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。
夏から秋にかけて、閉鎖花(へいさか:開花せずに受粉を行なう花)をつけた花序を出す。

●季節 5月下旬~6月下旬頃
●高さ 約30~50センチ
●場所 3号路、裏高尾、奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:12/06/08  撮影者: s_endo
撮影日:12/06/14  撮影者: s_endo

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