ダイヤモンド富士・・見れず
(※この記事は2011年に取材したものです)
富士山のちょうど真上に夕日が沈み、輝くダイヤモンドのように見えるダイヤモンド富士。
高尾山頂からは、12月の冬至の前後に見ることができます。
なんとかその光景を写真におさめたいと思い、12/20に山頂に行ってきましたが、結果は・・・、残念ながら見えませんでした。
雲が厚く富士山を覆ってしまい、富士山の姿は影もかたちもありませんでした。
普段のときでもいつも富士山が見えるわけではありませんから(むしろあまり見れない)、タイミングが難しいですね。
見えはしませんでしたが、ダイヤモンド富士のときの山頂の様子を紹介したいと思います。
山頂に到着したのは、3時30分くらいでした。
ダイヤモンド富士になるのが4時〜4時30分くらいと言われているので、それに間に合うように来てみました。
すでに雲が立ちこめて嫌な予感がしますが、まだ期待はしています。
スタンバイしている人たちの会話を聞いていると、ずいぶんと早い時間から来て場所取りをしているようです。過去に撮影したダイヤモンド富士のアルバムを見せあってる人もいたので、毎年来られているのでしょう。
4時をまわったところで、日が沈み始めてきました。しかし雲はまったく動かず、富士山の姿は微塵も見えません。
この時点で周囲にはあきらめモードが漂います。
みんなわずかながら期待をしていたのを、ここであきらめた感じです。
多くの人がここで片付け始め、帰り道に着きます。
しかし、まだ何人かの人たちはあきらめきれずに、西の空を眺め続けます。
でも夕日はとてもきれいでした。富士山より右側の一帯が、オレンジに染まっていきます。
今回は残念ながら見れませんでしたが、また再度チャレンジしてみたいと思います。
でも、話を聞いていたら2日続けてきて両方とも見れなかった人もいるようで、これはかなり運もありそうですね。
ちなみにやはり山頂はだいぶ冷え込みます。
僕はこの日、登っている行動中はフリースでしたが、山頂について止まってからは持ってきたダウンに着替えグローブをしてました。
ゆっくりダイヤモンド富士を楽しむためにも、寒さ対策は万全にしていきましょう。
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