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誰もが気軽に登山を楽しめる高尾山。
メインの観光ルートである1号路は、スニーカーなど普段履きの靴でも歩けますが、その他のコースだとやはり登山用の靴が欲しくなります。
しかし普段登山をしない人であれば、そのために登山靴を購入するのもハードルが高いというもの。
そんな方にオススメしたいのが、高尾山ふもとのホテル「タカオネ」で行われているシューズレンタルサービス。登山用のシューズを借りれるので、舗装されていない山道も快適に歩けますし、自分の靴が汚れることもありません。
タカオネの宿泊客にはこのサービスはよく利用されていますが、宿泊客以外でもレンタルできることはあまり知られていないようです。
タカオネでは現在2ブランドのシューズがレンタルされていますが、今回はポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド「KEEN(キーン)」のシューズを実際に借りてみました。
レンタルするときの流れや、実際に登山道を歩いてみた様子をレポートします。
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タカオネは京王線高尾山口駅から徒歩1分。
登山の前に余計な時間をかけることなく立ち寄れます。
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レンタルシューズは建物に入って右手にすすみ、受付横の「STORE」エリアに置かれています。
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サイズも豊富に揃っていて、KIDS用のサイズもあります。
ファミリーで借りて行かれる方も多いようですよ。
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2023年10月現在で用意されているKEENの大人用レンタルシューズは、FAST & LIGHTをコンセプトにした「ZIONIC(ザイオニック)」シリーズ。
トレイルでより軽快・アクティブに動けるシューズで、山登りにはぴったりです。
ザイオニックには、ミッドカットとローカット、防水と非防水のラインナップがありますが、タカオネに置かれているのはローカットの防水タイプ。高尾山のような低山では軽快に歩けるローカットがフィットしますね。
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自分に合うサイズが決まったら受付で手続きをします。
所定の用紙に必要事項を記入して、レンタル料を支払います。
料金は220円(税込)/日。(※タカオネの宿泊客は無料)
リーズナブルな料金で1日レンタルできるのはいいですね。
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自分の履いていた靴はタカオネで預かってくれます。
預かりの番号札をなくさないように。
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さて、靴をレンタルできたら、いざ高尾山へ!
今回は「水のコース」として人気の6号路で登ることにしました。
6号路はゴツゴツした岩や木の根で足場が悪いところがあったり、水場が近いので濡れているポイントがあります。
そんな道もレンタルしたシューズなら快適に歩けそうで楽しみです。
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高尾山の中でも路面のバリエーションがある6号路ですが、このシューズは凸凹面をよくグリップしてくれて歩きやすいことに気づきます。
クッション性も高いので、長い時間歩いていても疲れにくいです。
そして、このザイオニックの防水シューズは6号路では大活躍でした。
6号路は「水のコース」と呼ばれてるだけあって、登山道のそばに川が流れているのですが、ウォータープルーフのシューズならそんなところも安心して入っていけます。
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6号路では山頂近くに「飛び石」という、道の中を川の水が流れているポイントもあります。(石の上を飛ぶように歩いて通ることから「飛び石」と呼ばれています)
ここもズカズカと歩いていけますよ。
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飛び石を抜けたら山頂近くまでは長い階段。
しっかりした登山靴だとここで靴が重く感じることもあるのですが、ローカットのザイオニックは軽いので、階段も軽快に登っていけます。
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階段を登り終えたら、ほどなくして山頂に到着です。
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下りはのんびりと1号路で降りてきました。
下りを歩いているときに感じたのですが、このザイオニックはかかとがしっかりとホールドされる感覚で、下りの足さばきがとても楽。
アップダウンの多い山道だと、もっとこのシューズの良さを感じられるのかもしれません。
タカオネでザイオニックを借りて、南高尾山稜とかを歩いても面白そうですね。
タカオネに戻ってきたら受付で番号札を見せて、自分の靴を出してもらいます。
自分の靴に履き替えたら、返却前に外の水道でレンタルシューズを洗います。
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洗い終わったら、レンタルシューズのラックの横にあるかごに戻して、これで完了です。
おつかれさまでした!
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ふもとのホテル「タカオネ」で気軽にレンタルできるハイキングシューズ。
登山用の靴を持っていない人にはとってもオススメですので、ぜひお試しください。
登山靴を持っている人も、「ローカットの軽量なシューズを試したい」、「普段の靴で来て山に登るだけ登山用の靴にしたい」、なんて用途にもレンタルシューズはぴったりです。
ぜひ一度トライしてみてください。
今回レンタルしたKEENの「メンズ ザイオニック ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズ」は、KEEN公式サイトのページで詳細をご覧いただけます。
協力:キーン:ジャパン合同会社
https://www.keenfootwear.jp/
撮影協力:タカオネ
https://takaone.jp/hotel/