高尾山の桜開花状況2019
今年(2019年)は都心では去年同様早く桜が開花しましたが、高尾山は都心に比べて気温が低いため、ふもとのソメイヨシノが、3/24あたりにようやく開花しました。
寒の戻りもありなかなか開花がすすみませんでしたが、4月に入り暖かい日が続き、4月4日の時点でふもとでは満開になっています。
(去年は3/29には満開だったので、ふもとでは去年より一週間ほど遅い満開となりました)
高尾山ではふもとから山頂まで標高によって開花時期が異なり、4月5日の時点で山腹でも8分咲きくらいになってきています。(こちらは去年と同じくらいかもしれません)
4/4、5に取材してきましたので、場所ごとに桜の様子を見てみましょう。
ふもと(ケーブルカー清滝駅前)
ふもとはケーブルカー清滝駅前の広場に桜があるのですが、ほとんどの桜の木が満開になっていて見頃です。
山腹(ケーブルカー高尾山駅周辺)
山腹はほぼ満開に近いのですが、木によってはこれからのところもあり、全体として8分咲きといったところでしょうか。
標高が少し高くなるので、ふもとより開花時期は遅くなります。
高尾山スミカ前展望台
ビアマウント会場展望台(高尾山BBQマウント)
夏、ビアマウントが行われる会場は、オフシーズンは無料の展望台として開放されています。
(「高尾山BBQマウント」や「高尾山キッチンむささび」として営業もしています)
桜を頭上から見下ろせて、満開の時期には格好の撮影スポットとなります。
薬王院
薬王院にはひときわ美しいシダレザクラがあり、本堂にあがる階段の途中(仁王門の直前)で見ることができます。
本堂から階段をさらにあがった本社、奥の院にも桜の木があります。奥の院の桜は満開になっていました。
奥の院は薬王院の敷地の一番上にあり、山頂へ向かう1号路の途中になります。
山頂
山頂にはヤマザクラがありますが、例年山腹までのソメイヨシノに比べ開花が遅くなっています。
取材時(4/5)にはまだ2分咲きくらいでした。
【追記】その後数日で、山頂のヤマザクラはほぼ満開になったとの情報がありました。
都心で満開の桜を見逃した人も、高尾山の上の方にくればまだ見れるかもしれません。
山頂の奥、小仏城山の手前にある「一丁平」も桜の名所になっていて、こちらはまた更に時期が遅くなっています。
こちらまで足を伸ばしてみるのも楽しそうですね。
【追記】4/13時点で、葉が少し出て、満開がちょっと過ぎてしまったようですが、まだまだ見頃のようです。
番外編
高尾山口駅前を流れる案内川には、ソメイヨシノより早く咲く桜があります。(種類を特定できてないのですが・・・)
こちらの桜は3/20頃にはほぼ満開になっていて、他のふもとの桜より1〜2週間ほど早い開花になっています。
時期をずらして楽しめるのもいいですね。
また、高尾山マガジンには去年(2018年)の開花状況の記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。