稲荷山コース上り(2)あずま屋〜山頂
稲荷山コースはふもとからあずま屋までは急な勾配が続きますが、あずま屋から先の山頂までは、比較的なだらかな道が続きます。
尾根づたいを歩いて行くので日が差して明るく、とても快適に歩くことができます。
道幅も他の自然研究路に比べ広く、のびのびと歩くことができます。
(これが遠足のコースになることが多い理由のひとつかもしれません)
コースの両側には、スギやヒノキの植林、コナラやクヌギ、ヤマザクラなどが見られます。
途中階段も何カ所かありますが、そんなに高低差もありません。
このあたりになると、時折コース右手から、谷あいを流れる沢の音や、6号路からの声が聞こえたりします。
稲荷山コースと6号路はほぼ並行して続いているのですが、6号路が谷あいにあるため、音は下の方から聞こえてくる感じです。
あずま屋から1Kmほど歩くと、板張りされた階段が出てきます。
これを過ぎると広場があり、6号路へと抜ける道、大垂水方面へ抜ける林道との分岐点があります。
この分岐点を抜けると、道幅は半分くらいになります。
ここを通った日は台風の直後で倒木があり、身をかがめて木をくぐらないと通れなくなっていました。
・倒木ついての投稿はこちら→「稲荷山コースの台風による倒木」
分岐点から500mほどで、山頂下を一周している5号路に出ます。
ここにも広場があり、休憩することができます。
ここまでくると山頂はもう目前ですが、ここから山頂まではひたすら階段になります。
約200段とも言われていますが、ここまで3kmほど歩いてきた足に、長い階段は結構つらいです。
階段を登りきると、山頂の見晴らし台の横に出ます。
・階段ついての投稿はこちら→「稲荷山コース最後の試練 階段200段!」
高尾山の登山コースでふもとから山頂にアクセスしているのは、1号路と稲荷山コースだけです。
1号路に飽きた方は、ぜひ稲荷山コースにトライしてみてください。
(写真は2011年9月撮影)
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高尾山マガジンには、地図などもある稲荷山コースの詳しい解説ページがあるので、こちらも参考にしてください。