【高尾梅郷 開花情報 3/2現在】木下沢梅林は見頃。今年は開花が早いので観梅は早めがおすすめ
高尾山の北側にある裏高尾には多くの梅林があり、毎年3月の上旬に「高尾梅郷梅まつり」が開催されます。
今年2024年の梅まつりは3月9日(土)・10日(日)ですが、今年は暖冬のせいか例年になく早いペースで梅の開花がすすみ、すでに見頃になっている梅林が多くなっています。
高尾梅郷で最大の梅林である「木下沢梅林」は、普段は閉鎖されているのですが梅の時期にだけ特別開放され、2024年は3月2日(土)〜17日(日)の期間に開放となります。
開放初日の3月2日に開花状況を見てきましたので、ぜひ参考にしてください。
木下沢梅林以外の梅林の情報もレポートしています。
木下沢梅林
木下沢梅林は外から見るとその美しさがよくわかります。入場する前に外から見てみましょう。
外から見ると見頃を迎えていることがわかります。
開放初日でこの状態なので、やはり今年は開花が早いですね。開放期間の後半だと、散ってきてしまうかもしれません。
では、園内を散策してみましょう。園内は上段・中段・下段にわかれていて、階段や坂で行き来できます。
この日は多くの木が満開に近い状態でしたが、日当たりなどの条件によって開花状況は違っていて、早めに咲いていた木は既に散っているところもありました。例年だと開園初日にはまだ咲いていない木も多かったので、やはり今年はかなり開花が早かったと思われます。
木下沢梅林は上段に休憩できるベンチがあります。散策に疲れたらゆっくりと休むのもいいでしょう。トイレもあります。
花が目の高さにある梅の木もたくさんあり、梅の花をじっくり撮影することができます。
皆さん、カメラやスマホで楽しそうに撮影を楽しんでいました。
そういえば、この日はテレビ局の取材が入っていました。
注目のスポットなのがわかりますね。
以上、木下沢梅林開放初日のレポートでした。
木下沢梅林は裏高尾でも奥の方にあります。高尾駅北口から「小仏」行きのバスに乗り、終点のひとつ手前「大下」で下車します。(駐車場はないのでバスか徒歩でのアクセスになります)
登山などに慣れていない人だと少しアクセスが大変かもしれませんが、訪れる価値のあるスポットなので、ぜひトライしてみてください。
木下沢梅林について詳しくは、高尾山マガジンの木下沢梅林の解説記事をご覧ください。
木下沢梅林以外の梅林
裏高尾には木下沢梅林以外にも7つの梅林があります。
主要な梅林の3月2日現在の様子は次のとおりです。
遊歩道梅林
甲州街道から続く小仏川沿いの梅林。
手前の甲州街道側は早くから咲いていたのか、少し散り始めですが、奥の方(駒木野病院の裏手あたり)は今見頃になっています。
関所梅林
旧甲州街道沿いの小仏関所跡にある関所梅林。
他の梅林と違って、黄色いサンシュユの木がきれいですが、梅は散ってきてしまっている木も。
ここは梅まつりの会場にもなるので、梅まつりの日(3/9・10)まで梅の花が咲いていてくれるのを願います。
高尾梅の郷まちの広場
裏高尾の中間くらいにある圏央道高架下の「高尾梅の郷まちの広場」にも梅の木がたくさん植えられています。
この日はきれいに満開になっていました。
天気が良ければ芝生の上でゆっくりでき、トイレもあるので、休憩で立ち寄りたいスポットです。
湯の花梅林
「高尾梅の郷まちの広場」から小仏方面に歩いてすぐのところに「湯の花梅林」があります。
こちらも見頃になっています。
以前は中に入れなかったのですが、今年から入れるようになったみたいです。
梅の開花状況レポートは以上になります。
繰り返しになりますが、今年は開花が早く、梅まつりに前に既に見頃を迎えています。高尾梅郷の梅を楽しみたい方は、お早めに訪れることをおすすめします。
※高尾梅郷梅まつりについての詳細は以下の記事をご覧ください。
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