ガガイモ科
日当たりのよい草地や林のふちに生えるつる性の多年草(複数年のあいだ成育する植物)。
乾燥したところを好み、地下茎(ちかけい)をのばしてふえる。
つるを他の草木に巻きつけてのびるが、あまり高くは登らない。
花は直径約1センチの星形で先が反り返る。
色は淡い紫色だが、内側に白い毛が密生しているので白っぽく見える。
葉の脇から花茎(かけい)をのばし、数個の花がまとまってつく。
葉は長さ約5~10センチの長いハート形で、先はとがり、裏面は白っぽい緑色をしている。
葉や茎を折ると白い汁がでる。
秋になると、芋のようにも見える長さ約10センチ、幅約2センチの細長い実をつける。
熟すと縦に割れて、長い絹糸のような毛をつけた種が風で運ばれる。
●季節 8月頃
●高さ -(つる性)
●場所 1号路、6号路、稲荷山、蛇滝、裏高尾、南高尾
(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)