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撮影日:12/06/01  撮影者: s_endo

キク科

山地の草原、丘陵地など、幅広い環境に生えている多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
高尾山でも明るい道沿いで見ることができる。
茎や葉を傷つけると、苦みのある白い乳液が出ることから「苦菜」の名が付けられた(苦いだけで、毒はないのでなめても問題はない)。

茎や葉が細く、見た目はひょろっとして縦に長い。
葉の根もとには、鋭いとげのような鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。

花の直径は約1.5センチで、5~7枚の舌状の黄色い花びらがある。
茎の先が枝分かれして、散らばるように数個の花がつく。
まれに白い花びらのものがあって「シロバナニガナ」と呼ばれている。
また、花びらが7~11枚で、ひと回り大きいものは「ハナニガナ」という。

●季節 5月~7月頃
●高さ 約20~50センチ
●場所 1号路、5号路、稲荷山、裏高尾、奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

撮影日:12/06/08  撮影者: s_endo

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