紅葉シーズンの混雑風景(2011年)
※この記事は取材してから数年たっています。最近の紅葉シーズンの混雑状況は以下の記事をご覧ください。
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高尾山では11月〜12月上旬が紅葉シーズンということで、大勢の登山客がやってきます。
とりわけ土日祝日の混雑は大変なものでよく「ディズニーランド並み」という声も聞かれます。
実際にどれくらいの人出なのか、11月中旬の写真(2011/11/13)を紹介してみたいと思います。
まず京王線で高尾山口駅に到着したときの風景です(午前10:30)。
電車が到着するたびに改札は人であふれ、通勤ラッシュのような光景になります。
ほとんどの人が高尾山口駅を降りるとケーブルカー駅の方に向かいますが、その道も渋滞しています。
ケーブルカー駅前も乗車待ちの行列ができていて、この日は50分待ちとアナウンスがされていました。
この行列を見て多くの人が歩いて登ることにするようです。
ふもとから登るコースは、1号路、6号路、稲荷山コースとありますが、1号路が最もポピュラーなルートなので、このコースを多くの人が選ぶようです。
1号路を40分ほど歩くとケーブルカー高尾山駅に着きます。ここでケーブルカーで登って来た人と合流して、ケーブルカー駅周辺はかなりの賑わいになっています。
薬王院や周辺のお茶屋さんも混み合っています。
しかし何と言っても一番混雑しているのは、山頂でしょう。
みんなお昼を山頂で食べることが多いので、人の滞在時間も長く、混み合うことになります。
また山頂近くは登山道も渋滞しています。
帰りのケーブルカーもかなり待ちます。
この日は整理券が配布されていました。最初50分待ちでしたが、待っている間に後から来た人は70分待ちになっていました。
以上です。
僕自身、普段は混雑を避け、平日に行くようにしているのですが、この日はどのくらいの混雑ぶりか見てみたくて日曜に行ってみました。
確かにとても混雑はしていますが、都心の混雑と違って嫌な顔をしている人はあまり見かけず、お祭りの混雑の中に身を置いている感じでした。ビアマウントのときもそうですが、あらかじめ混雑していることを覚悟して行けば、それはそれでお祭り気分で楽しめました。
ただ、トイレの行列など困る場面もありますので、そのあたりは事前に調べて出かけた方がよいと思います(女性の方。男性はあまり待ちません)。
トイレがどこにあるか、以下の記事で確認してみてください。
また登山コースは1号路が一番混みますので、人混みを避けるにはそれ以外のコースを選ぶのもいいでしょう。例えばケーブルカーの駅から薬王院まで、途中2号路を通ると人通りがほとんどなく、あまりのギャップに驚きます。
薬王院を通らなくてよければ、3号路で山頂に向かうのもいいでしょう。
混雑してても楽しめるように、事前に情報を入手しておいたり、余裕を持って出かけるとよさそうです。
2018年版の紅葉シーズンの混雑レポートもあるので、ぜひ参考にしてみてください。