高尾山紅葉シーズンの混雑状況 2018年版。ふもとから山頂まで。回避方法も
世界一登山客の多い山である高尾山には年間を通して多くの人が訪れますが、その中でもGWと紅葉の時期はかなり混雑します。
関連:「ゴールデンウィークの混雑風景。回避方法はある?|ブログ」
例年、11/23(勤労感謝の日)あたりが紅葉の見頃になり最も混む時期になるのですが、その混雑ぶりをレポートしてみました。
写真は今年(2018年)の11/23〜25に撮影したものですが、天気にも恵まれたお出かけ日和の3連休で、大変賑わっていました。
高尾山口駅
高尾山の玄関口になる京王線高尾山口駅。電車が着くたびに大勢の人が下車して、駅周辺は混雑しています。
(高尾山口駅周辺の写真は、10:30頃の様子です)
ケーブルカー清滝駅前
紅葉時期のケーブルカーには行列ができていて、すぐに乗車することができません。時間帯にもよりますが数十分待ちになることも。(商店の方に聞くと、ミシュラン登録後の最盛期には2〜3時間待ちになることもあったようなので、その頃に比べると空いてきているのかもしれません)
ケーブルカー清滝駅前の広場や参道にあるおそば屋さんも、お昼時には行列ができています。
(清滝駅周辺の写真は、12:30頃の様子です)
ちなみに昼時が一番混雑します。朝早くは比較的並びませんので、ぜひ早めのお出かけをオススメします。
登山道
ケーブルカーの待ち時間が長くなると、登山道を歩いた方が早く上まで着けることになります。(1号路を使ってケーブルカーの上の駅まで歩くとおよそ50分)
そのためケーブルカーをあきらめ1号路を利用する人も多く、登山道も混雑してきます。
(登山道の写真は、11時頃の様子です)
ケーブルカーが混雑していてやむなく登っている方が多く、登山・運動向きの服装ではない方も多くいらっしゃいます。
ケーブルカー分の距離を登るのは結構体力がいりますので、タオルや飲み物などは用意してから登った方がいいかもしれません。
あと、1号路は道幅があるので大丈夫ですが、6号路は道幅も狭く追い越しができません。そのため渋滞が起きやすくなっていていつもより時間がかかりますので、余裕のある計画をたてるとよさそうです。
(紅葉シーズン中、6号路は登りの一方通行です)
10/27~12/2 自然研究路6号路が登り一方通行に(2018)
ケーブルカー高尾山駅周辺
ケーブルカーの上の駅である「高尾山駅」。午後になると下りの人々でやはり待ちの行列ができます。
高尾山駅周辺にはケーブルカーの他、名物「天狗焼」や団子を販売している売店「高尾山スミカ」があり、こちらも行列ができています。
(高尾山駅周辺の写真は、13時頃の様子です)
薬王院
人気スポット薬王院も多くの参拝客で賑わっています。
山頂へは薬王院の境内を抜けて向かうことになるのですが、山頂近くの道は狭い階段になっていて、ここで渋滞が起きてしまいます。
(薬王院の写真は、12:30頃の様子です)
山頂
山頂に到着してもやはり混雑しています。十分な広さのある山頂ですが、お昼時は座る場所を探すのが大変なほど賑わっています。
山頂周辺には3軒のおそば屋さんがありますが、どこも行列ができています。
(山頂の写真は、12時頃の様子です)
山頂周辺には、山頂のすぐ下にある大規模なトイレ「大見晴トイレ」と、高尾ビジターセンター横のトイレがありますが、どちらも行列ができています。
関連:「高尾山山頂下トイレ オープン|ブログ」車の渋滞
高尾山の駐車場は紅葉などのハイシーズンではすぐ満車になってしまいます。
駐車場に入れないと、ひとつ隣駅の高尾駅周辺のコインパーキングを探すことになります。
このシーズンは電車を利用することをオススメします。
回避方法
紅葉シーズンの人出のピークは例年11/23の祝日周辺で、それを過ぎると空いてくる傾向にありますが、今年(2018年)は紅葉が遅く、12月に入っても混雑するかもしれません。
また、混雑のピークはお昼前後ですので、例えば早めの時間に到着するとまだ混雑していなかったりします。早めの行動を心がけるといいでしょう。
あるいはルートも王道の1号路ではなく、比較的空いている3号路などを選択すると、快適に自然を楽しみながら登れるかもしれません。
駐車場はすぐいっぱいになるので電車で来るのがオススメですよ!
紅葉狩りに高尾山に訪れる方は、このレポートを参考にして、上手に高尾山を楽しんでもらえればと思います。