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撮影日:11/09/15  撮影者: s_endo

ラン科

日当たりのよい草地や芝生、あぜ道に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
葉の間からまっすぐにのびる花茎(かけい:葉をつけずに花だけをつける茎)が上部でねじれるのが特徴で、名前の由来となっている。
ねじれの方向は、右巻き左巻きの両方があり、なかには途中で変わるものもある。

花は長さ約4~6ミリで、花茎の先にのびる約5~15センチの花穂に横を向いてらせん状につく。
花の色はピンク色だが、一番下に舌のようにつき出る花びらは白色で、ふちはギザギザとしており、内側に光沢のある突起が密生する。
花の下には長さ約4~8ミリの狭い卵形の苞葉(ほうよう:花の柄のつけねにある葉が変形もの)が密着する。
根生葉(こんせいよう:茎の根もと近くから生える葉)は長さ約5~20センチ、幅約0.3~1センチと細長く、先はとがり根元をとりかこむようにつく。

●季節 6月~8月頃
●高さ 約10~30センチ
●場所 1号路、5号路、裏高尾、奥高尾

(テキスト提供:八王子市産業振興部観光課)

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