
髙尾駅前に移転してきた和食の名店
高尾駅北口の目の前に、2019年9月オープンした複合飲食店「Lantern|ランタン」。
高尾ビールタップルームとともに入居しているのは、和食小料理店の「ミハラキッチン」です。
「ミハラキッチン」は元々、高尾駅から徒歩10分ほどの「イーアス高尾」前にお店を構えていましたが、「ランタン」オープンに合わせ移転してきました。

移転前の店舗では「ミハラキッチンアンドブックス」という店名で、その名のとおり店内にはたくさんの本が並んでいました。
2017年から始まったお店で、前店舗での営業も約2年と決して長くはないのですが、多くのファンを持つ、高尾では有名な料理店です。
食堂、居酒屋さんというよりは小料理屋さんといった趣で、「町にひとつ、あったらいいな」というお店を目指しているとのことです。

ランタンに移転して、前店舗とは料金体系などが以下のように変わりました。
- お通し(お席料)を頂戴いたします
- 大皿料理はなく、基本的にお一人様分のお料理をお一人お一人の御膳にお出しする形となります
- お子様向けのお料理のご用意はございません
など。(ミハラキッチン Instagramより)
前店舗に行かれていた方はご注意ください。
さて、訪れたのはランタンのグランドオープンから2週間ほど経った頃。
平日にも関わらず満席でした。
行かれる方は予約をしておいた方がいいかもしれません。
まずは酒菜三点(お通し)が出てきます。
この日は、
- 鰻と牛蒡のミニ春巻き山椒塩で
- 手作りがんも銀杏すり流し
- 柿ドライフルーツ無花果バター
の三点でした。
このお通しを見るだけでも、どれだけ丁寧に趣向を凝らされているかわかります。

飲み物は高尾ビールの「ランタンホワイト」をいただきました。
訪れた日は木曜日で高尾ビールのタップルームはお休みだったのですが(タップルームは、金・土・日のみの営業)、「ランタンホワイト」のみミハラキッチンでもいただけます。

メニューを見ると、どれも美味しそうで、どれから食べようかかなり迷います。
(ちなみに行く季節や日によってメニューは変わります)
まずは季節の天婦羅盛合せを頼んでみることにします。この日は、
- 秋刀魚の梅しそロール
- 松茸
- 淡路島追熟玉ねぎ
- 茄子と水牛モッツァ
- 北海道かぼちゃ
でした。

期待を裏切らず、どれも美味しいです。
そしてこの時点で、ビールもいいのですが「日本酒も絶対この料理に合う」と思い、日本酒を頼みました。
ミハラキッチンは料理のほか、日本酒にもこだわりがあり、おすすめのお酒を揃えてくれています。
カウンターで熱燗をつけているのがおいしそうだったので、熱燗でいただきました。


この日は複数人で行ったので、いろいろと頼んでみることができました。
頼んでみた料理を紹介してみます。




どの料理もレベルが高く、またお酒によく合います。(ついつい日本酒のおかわりもすすんでしまいます)
日によって料理も違うので、行くたびに新しい味に出会えそうです。
店内は、テーブル席で12名、カウンターで4名の席数がありました。
大きな窓からは趣のある高尾駅の駅舎が見えるので、食事と一緒に楽しめるのは素敵ですね。



ランタンに移転して、新たな魅力が加わった「ミハラキッチン」。
女性お二人を中心にされているお店なのですが、お二人の人柄も素敵で、その真摯で素朴な人柄が味にもあらわれている気がしました。
また訪れたくなる、ファンが多いのも納得のお店です。
大切な人と素敵な料理とお酒を味わいたいとき、ぜひ訪れてみてください。
基本情報
住所 東京都八王子市高尾町1200-1-2階 Lantern内
アクセス JR中央線/京王線 高尾駅 北口改札から徒歩0分
営業時間
月・木・金 17:00-23:00
土・日・祝 16:00-22:00
※L.O.は閉店1時間前
定休日 火・水
予約・問い合わせ
080-4000-6662
mihakichibooks@yahoo.co.jp
ウェブサイト https://mihakichi.therestaurant.jp
Instagram @mihara_kitchen