高尾山の桜
都心から少し遅れて満開になる高尾山のお花見スポットを紹介
高尾山では、山のふもとから山腹、山頂まで、山のいろんなスポットで桜を見ることができます。
山頂のさらに奥にある奥高尾エリアにも「一丁平」という桜の名所があります。
また標高によって満開になる時期が違ったり、ソメイヨシノだけでなくヤマザクラも見れるなど、山ならではの楽しみ方もできます。
東京都心から少し遅れて咲き始めるので、都心で桜を見逃してしまった人は、ぜひ高尾山を訪れてみてください。
Contents
ふもと
ふもとでは、ケーブルカーの清滝駅前広場が一番の桜の名所になっています。
ソメイヨシノが多く植えられていて、満開になると大変華やかな光景になります。
山腹
ケーブルカー高尾山駅周辺
高尾山では山腹でも桜が楽しめます。
ケーブルカーの上の駅、高尾山駅周辺も桜のスポット。
高尾山駅近くには、夏にビアマウント会場となる展望台があり、その近くに大きな桜の木があります。
ビアマウント会場では、春には2022年から「春の高尾山ビア・ビュッフェ」が開催されていて、桜を眺めながらビールを楽しむことができます。
駅隣接の商業施設「高尾山スミカ」の周辺にも桜があります。
薬王院
山腹にあるお寺「薬王院」にも桜のスポットがあります。
本堂にあがる階段の上、仁王門の横に美しいしだれ桜があります。
薬王院を訪れるときはお見逃しなく!
高尾山山頂
高尾山の山頂には、ソメイヨシノではなく立派なヤマザクラがあります。
ヤマザクラの開花はソメイヨシノより遅いので、例年高尾山の中で一番最後に見頃になります。
展望台近くと標識の近くに1本ずつヤマザクラがあり、毎年少し時期をずらして咲いてくれるので、長い期間桜を楽しむことができます。
奥高尾
高尾山山頂から小仏城山方面へ奥高尾の道を歩く途中にも、たくさんの桜が植えられています。
高尾山内の桜はほとんどが舗装された場所にあるのですが、奥高尾では本格的な登山道のそばにあるので、山の中での桜を楽しむことができます。
一丁平
奥高尾の中でも、特に小仏城山までの道中にある「一丁平」は桜の名所として有名なスポットです。
一丁平には1,000本もの桜の木があると言われており、多くの登山客がお花見に訪れます。
【関連】高尾山「一丁平」の千本桜が見頃に(2021年)。見どころと観察スポット解説。
YouTube版:高尾山の桜
2023年に撮影した高尾山の桜の様子もYouTubeにありますので、ぜひあわせてご覧ください。
番外編
高尾山のメインの登山ルートからは少し外れてしまいますが、ふもとで桜を楽しめるスポットがいくつかあります。
案内川沿い
高尾山口駅近くの「案内川」沿いに桜並木があります。
甲州街道の歩道に植えられていますので、ちょっと回り道して甲州街道を歩いてケーブルカー駅まで行くのもおすすめです。
氷川神社
高尾山口駅からケーブルカー方面とは逆方向になりますが、歩いてすぐのところにある「氷川神社」の境内にも桜がたくさんあります。
高尾山口駅のホームからも見れますので、気になった方はぜひ立ち寄ってみてください。
大光寺
「大光寺」は高尾山口駅のひとつ手前の高尾駅の南口にあるお寺。
ここは見事な枝垂れ桜で有名で、夜にはライトアップも行っている桜の名所です。
高尾駅で下車して立ち寄る価値のあるスポットですので、ぜひチェックしてみてください。
【関連】高尾駅近くの「大光寺」の桜が見頃。樹齢200年以上の桜の木々。夜のライトアップは圧巻