見どころ

金比羅台

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1号路途中の絶景。歩いて登った人だけにごほうびの景色

1号路はケーブルカーやリフトを使うと山腹まで一気に移動できますが、下から徒歩で登っていくと、途中で見晴らしのよい展望台「金比羅台」に寄ることができます。
場所しては、ふもととケーブルカー駅の中間あたり。
東側に面しているので、東京都心方面を一望できます。

1号路から金比羅台への分かれ道。まっすぐ行くと金比羅台、左が1号路。

金比羅台にすすんでも、上でまた1号路に合流しますので、戻ってくる必要はありません。
安心してすすみましょう。
その区間の1号路は特徴のない舗装の坂ですので、せっかくなので金比羅台によることをおすすめします。距離的にもあまり変わりません。

分かれ道にある看板。位置関係がよくわかります。
金比羅台までの道。細くなりますが、階段が整備されていて歩きやすいです。

1号路から数分登ると、もう金比羅台です。
分かれ道からわりとすぐ到着します。

金比羅台に到着!右の階段から登ってきたかたちになります。

展望台からは、東京都心のほか、埼玉から筑波山、横浜まで関東平野を一望できます。空気が澄んでいるとスカイツリーや東京タワーの姿も。

展望台からの景色。すぐ眼下には八王子市街が見えます。遠くに東京都心なども見渡せます。
柵に何が見えるか説明があるので、照らし合わせてみましょう。

展望台の周辺は「金比羅台園地」となっていて、ゆったりとしたスペースがあります。
ベンチなどの休憩場所もあるので、上にすすむ前にいったん休憩してもよいですね。
名前の由来にもなっている金比羅様が祀られているお社もありますので、お参りしていきましょう。

ベンチやテーブルもあり、休憩スポットとしても利用できます。
金比羅社。金比羅台周辺には八十八大師めぐりの石仏も多くいらっしゃいます。

山頂方面にすすむには、金比羅台園地の平坦な道をまっすぐ奥に行けば、1号路に戻れます。

金比羅台を出て1号路へ向かいます。1分ほどで1号路と合流します。
1号路と合流したところ。奥の細い道が金比羅台への道。

ちなみに金比羅台の展望台の下からは、「金比羅台歩道」というマイナーな登山道があり、ケーブルカー駅や高尾山口駅に寄らず、甲州街道まで降りることができます(高尾山登山詳細図では「金毘羅台コース」と紹介されています)。
実はこの金比羅台歩道は、ケーブルカーなどができる前は参道として使われていたようです。
現在はあまり利用する人もいませんが、高尾山に詳しい方や地元の方が通っています。
甲州街道の「落合」という、駅からちょっと離れた交差点に出ます。高尾駅まで徒歩20分なので、そのまま駅まで歩く方が多いようです。
このルートについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

[関連記事]マイナーな「金毘羅台コース」でディープな高尾山に触れよう!

展望台下の分岐を左にすすむと「金比羅台歩道」。JR高尾駅まで2.3kmという標識が出ています。(右は1号路へ)

1号路をふもとから歩いた人しか立ち寄れない金比羅台ですが、東側を望める展望台は、高尾山の中でここだけ。
ぜひ歩いて行ってみてください。

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